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アウディA5のスポーツバックとカブリオレはどんな人にオススメ?

アウディA5はミドルクラスセダンの先代A4をベースにした、ラグジュアリーな2ドアクーペです。

日本には2008年から導入され、アウディの2ドアクーペとしては最も大きなサイズのモデルになります。

WRCで大活躍した名車アウディ・クワトロ以来の4シータークーペでもあり、グレード名やエクステリアデザインに関連性を残す伝統あるシリーズです。

クーペモデルだけでなく、A7の弟分ともいえる4ドアクーペのA5スポーツバック、オープンエアモータリングを気軽に楽しめるA5カブリオレを揃え、個性あるラインナップになります。

セダンスタイルのA4では満足できないユーザーに対して、流麗なエクステリアとゴージャスさでアピールするA5の魅力を徹底解説します。

アウディA5の概要

ボディサイズを美しいスタイルのために贅沢に使うクーペは、プレミアムブランドのステイタスを高めるために必要不可欠なラインナップです。

全長4,64mm5×全幅1,855mm×全高1,375mmのワイド&ローなボディを、流麗なラインで包んだ美しいクーペになります。

ヘッドランプはシャープですが、アウディの”フォーシルバーリングス”エンブレムが組み込まれたシングルフレームグリルは、小さめで上品なイメージです。

サイドにはフロントフェンダーからリアエンドに向け、なだらかにうねるプレスラインを持ち、ルーフはなだらかにトランクフードに繋がるノッチバックスタイルになります。

ドイツ本国でもっとも権威のある「ドイツ連邦デザイン賞」と、「2009年デザイン・オブ・ザ・イヤー」を獲得した美しいデザインです。

インテリアは上質な素材を精緻に組み上げた、高級クーペに相応しいエレガンスでスポーティーな仕上がりで、視覚と触感で豪華さを感じることができる快適な空間になります。

クーペボディで後席の居住性を評価するのは野暮ですが、A5は大人が座れるスペースを確保し、ラゲッジ容量も後席利用時で455L、後席を倒せば829Lとパッケージングも優秀です。

パワーユニットは2.0リッター直4DOHCターボのTFSIエンジン、パワーは211ps/4,300~6,000rpm、トルクは35.7kgm/1,500~4,200rpmでフルタイム4WDのクワトロシステムで4輪を駆動します。

トランスミッションはシフトチェンジを瞬時に行い、動力伝達効率も高い湿式7速デュアルクラッチのSトロニックで、燃費は13.6km/Lです。

シフトショックも少なく、低速トルクのあるTFSIエンジンと合わせてスムーズな加速を愉しめます。

サスペンション形式はフロントに5リンク式、リアはアウディがトラベゾイダルリンクと呼ぶダブルウィッシュボーン式です。

ロードフォールディング性能に優れ、正確性の高いハンドリングとしっとりした乗り心地を実現しています。

オプションで、走行特性をボタン一つで変更できるアウディドライブセレクトが装着可能です。

減衰力を調整できる可変ダンパーが装備され、コンフォート、ダイナミックなど5つの走行モードに合わせて、アクセルレスポンスやステアリングなどを最適に調整してくれます。

価格は\6,340,000のモノグレードで、電動調整式レザーシート、ナビゲーション、18インチアルミホイール、バイキセノンヘッドライトなどが標準装備、レーダー方式のアダプティブクルーズコントロール、パーキングシステム(リアビューカメラ)はオプションです。

A5スポーツバックの特徴と魅力

メルセデスベンツのCLSやBMWの6シリーズグランクーペなど、プレミアムブランドではサッシュレスドアを持つ4ドアクーペが世界的に人気です。

これらのモデルに対するアウディの対抗馬が、A5スポーツバックになります。

A5クーペのルーフを緩やかに後方へ伸ばした上でリアドアを装備し、リアは使い勝手の良いハッチゲートです。

全幅はクーペと同一ですが、全高は15mm高くなり、全長も85mm長くホールベースも延長されています。

クーペ譲りの滑らかなフォルムで、セダンより車高は低く低重心のため、スポーティーさを感じるデザインです。

また全長が伸びた分、エクステリアはスリークさが増し、サルーンとしての上品な風格を感じます。

フロントシートやダッシュボードは、クーペと同一の上質でスポーティーなデザインです。

サルーンとしては後席の足元が少し狭いですが、大柄な人でなければ快適に座れます。

ハッチゲートを開けると広いラゲッジルームがあり、容量は後席利用時で480L、リアシートバックを倒すと最大1,283Lまで拡大し、6:4分割式のため荷物や乗車人員に合わせてアレンジが可能です。

パワーユニットやクワトロシステム、装備などはA5クーペと同じになります。

価格は\6,150,000のモノグレードで、オプションなどもクーペと同一です。

4ドアセダンのA4やSUVのQ5のユーティリティーは必要になるが、保守的なエクステリアによる生活臭や、四角いSUVスタイルをクルマに求めたくない人は少なからず存在します。

A5クーペの美しいスタイリングやスポーティーなイメージを引き継ぎながらも、4ドアの実用性を持つA5スポーツバックは艶やかなサルーンとしてピッタリです。

A5カブリオレの特徴と魅力

A5クーペのルーフを取り払い、オープンカーとしたのがA5カブリオレです。

高級オープンカーでは、メタルトップを折りたたんで収納するリトラクタブルハードトップを採用するモデルが多くなっていますが、A5カブリオレは電動格納式のソフトトップになります。

防犯や耐候性の面ではリトラクタブルハードトップが優れていますが、重量増による運動性能の低下やルーフの格納スペースが大きくなることがデメリットです。

国内仕様のA5カブリオレでは本国ではオプションとなる、アコースティックソフトトップを採用しています。

丈夫なキャンバス素材の裏地に最大15mmの厚みがあるウレタンフォームをサンドイッチし、高い遮蔽感と静粛性を確保できる構造です。

ソフトトップのカラーもレッド、グレー、ブラックとブラウンの4色から選べます。

開閉は車内のボタンかリモコンキーの操作で行うことができ、走行中でも時速50km/h以下であれば開閉が可能です。

トノカバーも自動で開閉し幌は完全に車内へ収納されるので、オープン時もエレガントなフォルムとなります。

ソフトトップのメリットを活かした部分

ソフトトップのメリットを活かし、トランク容量はクーペより60L少ないだけの320Lを確保し、オープンカーとしては珍しくリアシートが50:50で分割可倒できるので、最大750Lの容量まで拡大が可能です。

リアシートも大人が座れるスペースがあり、フル4シーターとして十分活用できます。

横転事故を想定してAピラーを強化し、事故の際には後席後方にポップアップ式のロールオーバーバーが瞬時に展開することで乗員を保護するなど安全面でも抜かりはありません。

その他にもフロアやサイドシルなどの強化や構造材の追加がボディに行われ、ルーフを無くしたことによる不快な振動や操縦安定性の低下を防いでいます。

残念なところ

一方で車両重量はA5クーペから220kg以上増加し、1.8トンを超えハンドリングの軽快感が薄まっています。

パワーユニットのスペックやクアトロシステムはA5クーペと同じですので加速もやや鈍く、乗り心地は重厚なイメージです。

装備面でもA5クーペと同一で、オープンカー専用の装備はありません。

ライバルに装備されるウィンドウディフレクターや、首元から温風を送るネックヒーターなどオープンエアモータリングを快適に愉しむための装備が無いのは残念です(オプション無)。

オープンカーとしてはお買い得 ¥6,940,000

価格は\6,940,000でクーペより\600,000高くなりますが、ルーフを閉めればクーペと同じ実用性を持つオープンカーとしてはお買い得といえます。

A5カブリオレはクーペやスポーツバックよりも” 華”と” 贅”があり、格上のハイクラス感のあるモデルです。

美しく贅沢なクルマを所有し、オープンエアの非日常性を感じながらドライブすることに、この上ない喜びを感じる人に向いています。

2ドアという事もあり家族持ちには選びにくいですが、セカンドカーやカップルのデートカーとしては最適です。

また購入の際には屋根があり、治安のよい駐車スペースを確保しておくこともお勧めします。

まとめ

必ず量販しなければならないため、力が入り堅苦しさもあるA4セダンに比べ、A5の各モデルは自由でのびのびとした雰囲気を感じます。

それぞれのモデルが美しく個性があり、クルマ好きなユーザーの琴線に触れる仕上がりです。

ベースとなったA4は2015年に新プラットフォームのMQBを使用した新型にモデルチェンジしており、A5も欧州では新型が発表されています。

2017年中にも日本へ導入されるはずですが、現行モデルのスタイルが好みであれば急いだほうが良いでしょう。

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