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アウディA6は高い実用性のあるプレミアムセダン!

アウディのアッパーミドルクラスがA6シリーズです。

アウディ100をルーツにもち、A6として4代目となる現行モデルは2011年にセダンが国内導入され、翌年にステーションワゴンのアバントが追加されています。

アウディの最新技術をすべて注ぎ込み、メルセデスベンツEクラス、BMW5シリーズに対抗するモデルです。

さらにA6アバントをベースに、アウトドアテイストを高めたクロスオーバーモデルのA6オールロードクワトロを2012年と2013年に限定発売し、2014年からはカタログモデルとして販売しています。

プレミアムブランドとしてすっかり定着したアウディの中核モデル、A6を徹底解説します。

アウディA6はどんなクルマ?

ボディサイズは全長4,945mm×全幅1,875mm×全高1,465mmで、ゆとりのある大きさです。

VWグループのMLBプラットフォームを採用し、アルミとスチールのハイブリッド構造の「ウルトラ・ライトウェイト・テクノロジー」が導入され先代から30kg軽量化を行っています。

ボディ全体の約20%にアルミ材を使用し、スチール材もホットプレス(熱間整形)や差圧プレス、レーザー溶接などの最新技術を使って作られた高剛性のボディです。

エクステリアは先代からのキープコンセプトながらも、フロントのオーバーフェンダーを短縮しスポーティーさが増しています。

ボンネットは長く、クーペのようなアーチ状のルーフやクラシックなリヤの処理が高度にバランスし、エレガントさを追求したデザインです。

フロントも先代から採用された逆台形のシングルフレームグリルを引き続き採用し、睨みの効いたヘッドランプと合わせて高級車らしい存在感を表現しています。

インテリアは運転席を取り囲むラップアラウンドデザインを採用し、包み込まれるようなスポーティーさと明るい開放感が共存した雰囲気です。

アルミニウムやウッド、レザーなどの上質な素材を効果的に使い、仕上げレベルも最高クラスになります。

グレードはパワーユニットに合わせて、3タイプです。

※グレードと価格表※

グレード パワーユニット スペック 燃費 価格
1.8 TFSI 1.8L直列4気筒 DOHCターボ 190ps/4,200-6,200rpm

32.0kgm/1,400-4,100rpm

15.4km/L \6,280,000
2.0 TFSI quattro 2.0L直列4気筒 DOHCターボ 252ps/5,000-6,000rpm

37.0kgm/1,600-4,500rpm

13.6km/L \6,800,000
3.0 TFSI quattro 3.0L V型6気筒 スーパーチャージャー 330ps/5,500-6,500rpm

44.0kgm/2,900-5,300 rpm

12.9km/L \8,880,000

ミッションは全車7DSG(Sトロニック)で、1.8リッターはFF2.0リッターと3.0リッターモデルはアウディ伝統のセンターデフ付フルタイム4WDのクワトロシステムとなります。

メイングレードは前期モデルの2.8リッターV6エンジンからダウンサイジングされ、48ps/90kgmもパワーアップされた2.0リッターTFSIエンジンです。

4とは思えないスムーズな回転と滑らかな加速力、前後に適切な駆動力配分を行うクワトロシステムによる走りには安定感があります。

ハンドリングもニュートラルで正確性があり、高級車らしくしなやかで乗り心地も良好です。

運転支援システムは、

  • レーン内でステアリング制御まで行い車線維持を助ける「アウディ アクティブレーンアシスト」
  • レーンチェンジ時の危険を警告する「アウディ サイドアシスト」
  • 駐車操作を支援する「アウディ パーキングアシスト」
  • アダプティブクルーズコントロール

上記の機能が準備されます。

ヘッドライトはバイキセノンが標準ですが、カメラによる解析情報から照射範囲を自動的に調整するマトリクスLEDヘッドライトが選択可能です。

走行状況によりハイビームをコントロールするほか、必要に応じて人や前方の車両をピンポイントで照射することもできます。

ナビゲーションやオーディオは標準、オペレーターによる応答サービスやGoogle連係、Wi-Fiなどの機能を備えた「アウディ コネクト」も全グレードで標準です。

DIS(ドライバーインフォメーションシステム)はメーター中央にカラーディスプレイを内蔵し、ナビゲーションやドライバーアシスタントシステムの情報を見やすく表示します。

夜間走行時の障害物を検知し警告するナイトビジョンや、フロントウィンドウ前に各種情報を表示するヘッドアップディスプレイもオプションで装着可能です。

A6アバント、オールロードクワトロについて解説

A6アバント

A6アバントは、セダンのルーフを伸ばしワゴンボディとしたモデルです。アウディ100の時代からラインナップされる伝統のモデルで、通常のワゴンよりもなだらかに傾斜するハッチゲートがA6アバントの特徴になります。

セダンと全幅は変わりませんが、2910mmのホイールベースは同じで全長は+10mmの4,955mm、全高も+30mmの1,495mmです。

長く緩やかに傾斜するルーフラインとボディサイドのストレートなプレスラインが調和し、伸びやかなフォルムが強調されています。

大きな荷物が必要になるレジャーでも、ビジネスなどのフォーマルな用途にも似合う知的でエレガントなデザインです。

セダンのトランク容量も530Lと余裕がありますが、A6アバントは後席利用時でも565Lの容量を誇り、最大では1,680Lの広大なスペースになります。

リアシートは64の分割可倒式で、荷室両サイドにあるレバーで簡単に倒すことが可能です。

スマートキーを持ってリアバンパーの下で足を上げるようなジェスチャーを行うと、自動的にテールゲートが開く「バーチャルペダル付きオートマチックテールゲート」が装備されています。

パワーユニットも含めて、グレード構成はセダンと同一です。

グレード パワーユニット スペック 燃費 価格
1.8 TFSI 1.8L直列4気筒 DOHCターボ 190ps/4,200-6,200rpm

32.0kgm/1,400-4,100rpm

15.4km/L \6,660,000
2.0 TFSI quattro 2.0L直列4気筒 DOHCターボ 252ps/5,000-6,000rpm

37.0kgm/1,600-4,500rpm

13.6km/L \7,180,000
3.0 TFSI quattro 3.0L V型6気筒 スーパーチャージャー 330ps/5,500-6,500rpm

44.0kgm/2,900-5,300 rpm

12.6km/L \9,260,000

アルミニウムのルーフレール、カーゴエリアのリバーシブルロードフロアなどのワゴン独自の装備を除けば、内装や機能装備などセダンから変更はありません。

A6オールロードクワトロ

A6オールロードクワトロはA6アバントをベースに足回りを変更し、ボディプロテクターなどを装備し悪路走破性を向上させたモデルです。

全天候下で安定したトラクションを発揮するクワトロシステムですが、セダンやアバントはロードクリアランスが低く、深い轍や河原などのキャンプでは気をつかいます。

オールロードクワトロでは、エアサスペンションを装備し、車高を-15mmから+35mmの間で3段階に調整することが可能です。

走行特性を任意に調節できるアウディドライブセレクトと連動してハイトコントロールができ、追加されたオールロードモードでは、どんな道でも走破できます。

18インチアルミホイールが標準装着され、オプションではさらに大径の20インチタイヤも選択可能です。

クワトロシステムもESCとの連携で滑りやすい路面でも確実なグリップが得られるように調整され、急な下り坂でも一定の速度に保ちドライバーはステアリング操作のみに集中できる、ヒルディセントコントロールも装備されます。

A6オールロードクワトロはモノグレードで、A6アバントの3.0 TFSI quattroがベースとなりパワーユニットや内装も同一です。

グレード パワーユニット スペック 燃費 価格
3.0 TFSI quattro 3.0L V型6気筒 スーパーチャージャー 330ps/5,500-6,500rpm 44.0kgm/2,900-5,300 rpm 11.9km/L \9,590,000

エクステリアではオフロードイメージを高めるバータイプのアルミニウムルーフレール、フェンダーとボディ下部をカバーする樹脂プロテクターなどが専用装備となります。

装備面でも同一ですが、オートマチックテールゲートは装備されません。

まとめ

アウディのグローバル販売で中心となるEセグメントのA6は、他社に負けられないモデルです。

先代モデルのヒットを受けスタイリングはキープコンセプトですが、中身は最新技術が惜しみなく投入され大きく変革しています。

パワーユニットの大胆なダウンサイジングだけでなく、ボディそのもの造り方から大きく見直し、クラストップの先進性に疑う余地はありません。

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