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アウディA3の魅力とは?スポーツバックとセダン、どちらがオススメ?

アウディのラインアップの中でも、手頃なサイズと上質感で人気を集めているのがA3になります。

4ドアのA3セダンと5ドアハッチバックのA3スポーツバックの2種類が準備され、プラットフォームなどは同じグループのVWゴルフと共有するモデルです。

かつてはアウディの中で最も小さなモデルでしたが、現在はその座をさらに小さなA1に譲り、A3はプレミアムコンパクトとして、アウディらしい艶のある高級感持つモデルへ進化しました。

3代目となる現行モデルは2013年に日本に導入、2017年1月に初の大規模なマイナーチェンジが実施されました。

最新A3の進化を徹底解説します。

アウディA3ってどんなクルマ?

※画像はA3スポーツバック※

A4シリーズよりも小さいプレミアムコンパクトカーとして、1996年に初代モデルが開発されています。

アウディ伝統のエンジン縦置きFFではなく、パーツの多くを共有するゴルフと同じ横置きFFです。

エクステリアは先代A3や上位のA4と全体的なイメージは変わらず、ひと目でアウディと認識できるスタイル。

マイナーチェンジでヘッドライト、リアディフューザーなど、よりスポーティなデザインに変更されています。

シングルフレームグリルは幅がワイドになり、より明確な6角形へと変わり、立体的で押し出し感の増したフロントマスクになりました。

シャープな印象になったヘッドライトはバイキセノンが標準で、LEDヘッドライトをオプションで選択すると、リアコンビネーションランプが流れるウインカー(ダイナミックターンインディケーター)が組み込まれます。

高い精度感と緻密な印象のインテリアは、スポーツバックとセダンで共通です。

ゴルフも内装の品質感を上げていますが、A3は樹脂を多用しながらも曲線を多用したデザインと、触感に優れた素材選びで上質感ではワンランク上回ります。

さらにオプションのレザー内装などで、ラグジュアリー感を上げることも可能です。

メーターバイザー内の全面に液晶を採用した多機能ディスプレイメーター「バーチャルコックピット」が選択できるようになり、MMIのコントロールユニットも全面的に変更。

ナビゲーションシステム(オプション)とセットで「アウディスマートフォンインターフェイス」が利用可能です。

この機能はiPhone/Androidに対応し、車載インフォテイメントシステムと接続し、スマートフォンで特定のアプリの共有ができます。

アウディA3の魅力とは?

使いやすいサイズ

内外装の品質の高さはアウディに共通した魅力ですが、A3は全長4,465(4,470)mm×全幅1,795mm×全高1,390(1,380)mm(カッコ内はセダン)使いやすいサイズも魅力です。

マンションなどのパレット式立体駐車場や、狭いコインパーキングなどでも困ることはなく、ボディの四隅に目が届くサイズ感は日本の道路環境でも楽にドライブできます。

走行性能

アウディ伝統のクワトロ(4WD)システムによるオールマイティな走行性能もポイントです。

前後の駆動力は電子制御クラッチにより、自動的に前100:後0から50:50の間で最適に配分され、滑りやすい雨天路や降雪路でも、乾燥した路面と変わらないスムーズさで走行する事ができます。

クワトロに搭載されるパワートレーンはマイナーチェンジで1.8リッターターボに代わって、「Bサイクル」と呼ばれる独自の燃焼方式を採用した新しい2.0リッターターボエンジン(2.0 TFSI)を搭載。

発案者のアウディAGのエンジニアにちなんだ名称の「Bサイクル」はミラーサイクルエンジンの一種で、バルブタイミングの設定により低~中負荷領域で吸気工程を短縮し、燃料消費を削減するシステムです。

11.6のガソリンエンジンとしては高い圧縮比で高効率も追求し、パワーを向上させながらJC08モード燃費16.0km/L(先代モデルから8%向上)の好燃費を両立させています。

またトランスミッションは、従来の6速仕様からトルク容量を高めた新しい7速DCT(7速Sトロニック)にグレードアップしています。

FFのベースモデルに搭載される1.4リッターターボエンジンはマイナーチェンジで140ps仕様が廃止されましたが、19.5km/Lの良好な燃費はそのままです。

ハンドリングはリニアリティと安定性に優れ、路面の凸凹やギャップなどのドライビング情報は伝えながらも、不快な突き上げ感は少ない乗り心地で、高いレベルでバランスが取れた足回りをもっています。

安全装備

安全装備はレーダーセンサーにより前方の交通状況を常時監視し、衝突の危険がある場合には自動ブレーキを行い、事故の被害を軽減する「アウディプレセンス フロント」を全車に標準装備。

歩行者は約10km/h~65km/h、車両などは約10km/h~250km/hまで検知でき、状況に応じ警告からフルブレーキングまで行います。

さらにアクセルとブレーキを自動制御し、先行車との車間距離と速度を一定に保つ前車追従式の「アダブティブクルーズコントロール」も全車標準装備です。

また車線逸脱を検知し、警告を発すると同時にステアリング操作を行い同一車線内に維持する「アウディアクティブレーンアシスト」、車線変更時の後方と側方の道路状況を監視し警告する「アウディサイドアシスト」、0km/h~65km/hで渋滞した高速道路などを走行中にアクセル、ブレーキだけでなくステアリング操作も一部代行する自動運転支援システム「トラフィックジャムアシスト」をセットにし、2017年夏以降に「セーフティパッケージ」として提供される予定です。

スポーツバックとセダンどっちがオススメ?

※スポーツバックのリア画像※

スポーツバックはハッチバックとはいえ、アヴァント(ステーションワゴン)にも見えるリアデザインでラゲッジ容量は340L(後席利用時)~1220L(最大)と十分なスペースがあり、レジャーなどでも活用できます。

※セダンのリア画像※

セダンはフロント部とドアハンドル、ドアミラーをスポーツバックと共有するのみで、エクステリアはトランク部が小さく、ルーフの低いノッチバックスタイルはクーペのように見え、エレガントなイメージです。

乗り心地やハンドリングに差はありませんが、後席のヘッドクリアランスはスポーツバックの方が高く、静粛性ではロードノイズが少ないセダンが上回ります。

スポーツバックとセダンのグレードは以下の通りです。

※スポーツバック※

グレード エンジン 変速機 駆動方式 価格(円)
A3 スポーツバック 1.4TFSI 直列4気筒DOHC 1.4リッターターボ(122ps/20.4kgm) 7速DCT(7速Sトロニック) 2WD(FF) 2,930,000
A3 スポーツバック 1.4TFSI sport 3,290,000
A3 スポーツバック 2.0TFSI クワトロ 直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ(190ps/32.6kgm) 4WD 3,990,000
A3 スポーツバック 2.0TFSI クワトロ sport 4,290,000

※セダン※

グレード エンジン 変速機 駆動方式 価格(円)
A3 セダン 1.4TFSI 直列4気筒DOHC 1.4リッターターボ(122ps/20.4kgm) 7速DCT(7速Sトロニック) 2WD(FF) 3,110,000
A3 セダン 1.4TFSI sport 3,470,000
A3 セダン 2.0TFSI クワトロ 直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ(190ps/32.6kgm) 4WD 4,170,000
A3 セダン 2.0TFSI クワトロ sport 4,470,000

価格はセダンが18万円高く、パワートレーンや装備差はありませんので純粋にボディ形状の差分になります。

後席に人を乗せる機会が多く、レジャーやアウトドアなどカジュアルに使うのであればスポーツバックです。

ただしセダンのスタイルはコンパクトサイズとは思えないほど伸びやかで、アウディらしい端正でスマートな美しさがあります。

このサイズのプレミアムセダンの選択肢は少ないので、後席の居住性に目をつぶれるのであれば、A3セダンをクーペライクにドライブするのが贅沢な使い方です。

まとめ

アウディジャパンの強い要請で開発されたA3は、全幅1,800mmを下回るサイズでプレミアムコンパクトカーの先駆けとなり、今やアウディのグローバル販売の20%、国内では30%以上を占めるモデルにまで成長しました。

価格面でもメルセデスベンツAクラスCLAなどと比較しても競争力があり、アウディの本気を感じるモデルです。

マイナーチェンジ前は、エマージェンシーブレーキやアダプティブクルーズコントロールなどの設定が無いことがウィークポイントでしたが、安全装備でもライバルにキャッチアップしています。

A3は国産車からの乗り換えやステップアップでも機能面で使い勝手で不満な点はなく、上質な内外装や走りで価格以上の満足感を味わうことが可能です。

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