3度の飯よりクルマが好き!

B9型アウディA4徹底解説!アウディフリークが選ぶグレード・オプションはこれ!

アウディA4の歴史

A4 sedan side

1990年代はステーションワゴンやRV/SUV人気の火付け役となったスバルレガシーや、三菱パジェロ、ホンダのオデッセイが売れいて、一方で保守的なイメージのあるセダンのシェアは縮小していました。

そういった時代でしたが、AUDI A4は1995年に日本市場に投入され、輸入車というだけで高級車に分類されていたのです。

当時のアウディブランドは知名度が低く、デザインもぱっとしないものでした。

内装の質感は価格に対してはチープで壊れやすく、買うときは高く、売ると二束三文とそんなネガティブなイメージがあったのです。

初代B5系は縦置きエンジン、前輪駆動をベースとして、アウディが得意とするクワトロ(4WD)もラインナップされていました。

エンジンは欧州車らしく、同じボディでも1.6Lから2.8Lまで選択の幅が広く、ボディタイプはこのころからセダン、ワゴン(アバント)が選択可能でした。

プラットフォームはフォルクスワーゲンのパサートと共用され、名実共にプレミアムブランドと呼べる車種ではなかったと記憶しています。

2代目・B6系 2001年~

パサートとのプラットフォーム共用は解消され、ボディタイプは従来のセダン、ワゴンに加えカブリオレも選択可能になっています。

エンジンは2.0Lから3.0Lまでのラインナップを持ち、先代から若干の排気量拡大が図られました。

トランスミッションに従来型のATに加えCVTも追加されています。

3代目・B7系 2005年~

この世代から、現在のアウディのデザインポリシーである「シングルフレームグリル」が採用され、日本国内ではアウディのデザインが評価され始めるのです。

同様のデザインが採用されたAUDI A8が映画「トランスポーター2」に採用されたりと、世界的にもアウディデザインの評価の高まりがうかがえます。

この世代のA4は、FFであり低原価であるという強みを発揮してメルセデスベンツ・Cクラスや、BMW・3シリーズよりも購入しやすい価格設定がなされていました。

4代目・B8系 2008年~

派生モデルとして車高が高く、ホイールアーチ部分に樹脂パーツが追加される等でクロスオーバー化されたオールロード・クワトロが追加された事が特徴的です。

また、クーペやカブリオレ、5ドアハッチバックタイプのモデルがA5として別のラインナップとして新設されました。

先代からの変更点は多く、前後重量配分の適正化などを理由にホイールベースが160mm拡大されています。

外観デザインに関してはヘッドランプをLEDで縁取り、アウディの特徴的なデザインを主張するランプデザインを採用しました。

これは、欧州は法規対応でデイタイムランニングライトが必要ですが、これをうまくデザインしてグローバルに展開した結果、他市場でも高評価を得ています。

他ブランドもこのAUDIのランプデザインに追従する形で取り入れているのです。

エンジンに関しては、ダウンサイジングターボの象徴となる1.8TFSIエンジンがこのモデルで投入されました。

しかし同時に3.2FSIエンジンもラインナップにあったのですが、3.2Lエンジンはその後ラインナップから消えていきます。

このモデルがダウンサイズ化の潮目になっていた事が伺えますね。

そして私としてはアウディを買うきっかけともなったトランスミッションである、DCT(アウディSトロニック)がこのモデルから搭載され始めます。

約20年という歳月をかけてアウディブランドを牽引し、イメージを作ってきた集大成ともいえる形で登場するのがB9型のA4です。

全長、全幅は一貫して拡大傾向でB8系に対して全長+30mm、全幅+15mm拡大され、歴代最大サイズのボディとなりました。

エンジンは従来、小排気量~大排気量までラインナップがありましたが2.0Lへ1本化され、トランスミッションもSトロニック1種類へ統合されています。

2WD、4WD(クワトロ)それぞれにスタンダードグレードとスポーツグレードを設定し4バリエーション化するといった潔く効率的なラインナップとした一方で、価格はB8系から99万円上がっているというのがB9系の特徴です。

歴代B系の詳細になります。

モデル 生産 全長×全幅×全高(mm) 排気量 出力 燃費 価格
B5 1995年~ 4495×1735×1410 1.8L~2.8L 125~193ps 8.7~11.2km/L 317~598万円
B6 2001年~ 4555×1765×1410 1.8L~3.0L 130~220ps 8.2~11.8km/L

(10・15モード)

387~611万円
B7 2005年~ 4585×1770×1410 1.8L~3.2L 130~255ps 8.5~11.4km/L

(10・15モード)

369~639万円
B8 2008年~ 4705×1825×1420 1.8L~3.2L 160~265ps 13.6~13.8km/L

(JC08)

419~690万円
B9 2016年~ 4735×1840×1410 2.0L 190~252ps 15.5~18.4

(JC08)

518~659万円

では、「+99万円」分の価値は何か分析していきましょう。

B9系A4を眺めているとアウディのデザインの象徴とも言える様な非常に魅力的な装備として3点紹介します。

魅力的な装備3点

マトリクスLEDヘッドライト

A4 LED matrix lamp

LEDリヤコンビネーションランプ

A4 LED rear combination lamp

バーチャルコックピット

A4 Virtual cockpit

これらは全てオプションであり、上記の価格には含まれません。

また、自動車の知能化トレンドでアクティブセーフティ機能が標準装備化される傾向にありますが、アダプティブクルーズコントロールは標準になっているものの、サイドアシストやパークアシストなどがオプションです。

ほとんど素の状態で車にお金がかかっているという解釈が出来そうです。

新型アウディA4は前型と何が違うのか?

新型の改善点としてまず、軽量化があります。

「軽量化の何が良いのか?」と思われる方多いかと思いますが、車にとって軽くなる事でデメリットはありません。

考えてみてください。

荷物を満載した大型トラックが、カーブのきつい道路で横転をしていたり、高速道路でブレーキが効かず渋滞の列に突っ込み、1台のみならず複数の車を押しのけるようにして潰して止まっていたりする映像を見られた経験があると思います。

車が重すぎる事で車の性能が低下した結果、起きてしまった事故の事例です。

この様な事故を起さない為に、十分な性能を備えたブレーキ等を設定する設計がなされますが、傾向は乗用車も同じで軽量化することによりコーナーリング時の車体・タイヤ・ブレーキへの負担軽減し、走行安定性を高める事が出来ます。

エンジンへの負担も軽減されるため、燃費の改善にダイレクトに影響するのです。

AUDI A4はフロントクロスメンバーのアルミ化やBピラーのホットスタンプ工法(熱した鉄板をプレス後急冷して焼入れする工法)の適用により前型比120kgのボディを軽量化をしています

エンジンの改良と相まって、出力をむしろ向上させながら燃費を約14%向上しました。

内外装デザイン、質感も前型に対して大幅に向上しています。

外観で前型から一目で違いが分かるポイントは、エンジンフードとドアミラーです。

A4 engine hood&doa mirror

エンジンフードはポルシェやミニのようにボディとの切れ目(パーティング)をボディサイド側に作ることによって、お客様の目線(斜め上から見下ろすような目線)でエンジンフード周りをシンプルで綺麗に作る事が出来ます。

写真等を見てもお分かりの様に、エンジンフードとボディの隙間が見えない様な工夫もされています。

A4 sedan side

さらに、エンジンフードのパーティングとドアからリアフェンダーにかけてのキャラクターラインとを連続的にデザインしているため、すっきりとした仕立ての良さを感じさせられます。

その為に高額で特殊な形状のヒンジを採用して構造を成り立たせており、ドアミラーは前型の窓枠前端にマウントされるタイプではなく、ドアパネルにマウントされるタイプです。

ドアマウントタイプは、従来のミラー取り付け部分に追加部品をする等で蓋をした上で、ドアパネルにマウントするための補強材を追加する必要がある為、原価が高くなる傾向がありますが、風きり音の低減(空気抵抗低減のため、燃費改善にも寄与している)やドライバーの視界確保をする上ではとても有利な構造です。

次は内装を見てみましょう。

A4の内装は?

A4 interior

AUDI A6等には採用されていたシフトバイワイヤー技術や

A4 wood panel

高級感のある木目パネル

A4 sheet

すわり心地がよくロングドライブでも疲れないクッション形状で電動が標準となっているシート、

A4 mmi tach navi

スマホ連携(Apple CarPlayやAndroid Autoに対応)が可能でMMIタッチが採用されたナビ・オーディオが特徴的です。

いずれも惜しみなく高価な部品が使われています。

その他にも、乗ってみてすぐに感じ取れるのは静粛性の高さです。

前型に比べて分かりやすいのはロードノイズは、全速度域で前型に対してとても分かりやすく抑えられています。

また頭部に感じるざわつきは、前型のレベルも高かったですがB9型でさらにレベルアップ。

私のオススメは、さらに遮音ガラス+プライバシーガラスとBang & Olufsen 3Dアドバンストサウンドシステムのオプションを装着して、オーディオを楽しむ車に仕立て上げる組み合わせをする事です。

Bang & Olufsen 3Dアドバンストサウンドシステム

A4 Bang & Olufsen 3D

次は機構部分についてみていきましょう。

エンジンは2.0Lのガソリンエンジンだけ

A4 engine

日本向けに投入されたユニットは2.0Lのみ。

2WDスタンダードモデルから、最上級の4WD(クアトロ)スポーツグレードまで共通して2.0Lが設定されています。

カタログの上ではボア&ストロークは全グレード共通で、圧縮比のみ変えてグレードの作りわけをしている様ですが、2WDモデルには新たにミラーサイクルと呼ばれる燃焼プロセスを採用した新型ユニットを搭載しています。

燃費改善のみならず、最高出力は2WDモデルで前型比10psアップ、クワトロでは41psアップしているのですが、このご時勢でディーゼルやハイブリッドが無いラインナップというのは、どうしても物足りなさを感じてしまいますね。

CO2排出量削減の社会的要求が年々厳しくなっていますので、追加のパワートレイン投入されるのは確実でしょう。

ディーゼルに関しては排ガス不正問題が影響し、投入が遅れているようです。

フォルクスワーゲンゴルフGTEで採用されているPHEVについても、将来的にはラインナップに追加される可能性が高いと考えられます。

新型A4の強みである静粛性の高さやドライブの楽しさをさらに高めてくれるパワートレインとしては、私はPHEVの投入を期待しています。

トランスミッションはAT、CVTを廃止

トランスミッションは前型に設定のあったAT、CVTが廃止され、全グレードにおいて7速Sトロニックが標準設定となりました。

Sトロニックといえば、0.2秒で小気味よく変速をしてくれて、スポーツドライビングにおいて直感的なパドルシフト操作に即座に車が反応し、ドライバーの気持ちを盛り上げてくれます。

また、かつてのMT車の様にエンジンパワーをダイレクトに伝えてくれるため、車を操っているという感覚に浸れるシステムです。

MT車同様エンジンからタイヤまでのトルク伝達効率がAT車より良いために、燃費改善にも寄与しています。

このトランスミッションも進化しており、変速のショックは皆無でとてもスムーズです。

通常のATモードでは、車の静粛性が高い為にエンジン音の抑揚もあまり感じない、ある意味秀逸で無骨さが無くなり寂しいほどですが、マニュアルモードではいつもどおりの俊敏さでドライバーを楽しませてくれます。

シャシー 5リンクサスペンション搭載、11kgの軽量化に成功

フロントは5リンク、リアも5リンクのサスペンションを搭載。

リアは新規のユニットを採用しており、アルミ化するなど前後で合計11kgの軽量化をしています。

モノチューブ式のダンパーやブレーキキャリパーのアルミ化、電動パワーステアリングの合理化などで軽量化を稼いでいます。

ダイナミックサスペンションは、従来どおりコンフォート・オート・ダイナミック・エフィシェンシー・インディビデュアルの5モードが設定可能です。

サスペンションやダンパーの設定はドイツ本国仕様と日本仕様が同じとの事。

試乗してみると分かりますが、日本車と比べると少し固めで、しかし、段差乗り越え時などの減衰が早く納まりの良い乗り心地が味わえます。

輸入車はやはり本国仕様が良い」というこだわりをお持ちの方にはありがたい事です。

クワトロシステムとは?

A4 quattro

4WDというと悪路走行のイメージが強いかも知れません。

アウディの4WDはセルフロッキング・センターデフにより通常は、前:後=40:60のトルクを配分して、路面の状況等により最大で前:後=70:30、前:後=20:80の範囲で変動配分される仕組みにより、悪路走行からスポーツドライビングまでをカバーします。

日本市場においてはあまり活躍の場がありませんが、高出力エンジンと俊敏なトランスミッションと相まって、高速での合流や追越しの中間加速はストレスを感じません。

雪道を含めた悪路走行ですが、冬場にスキーに出かける程度であれば2WDで十分です。

私はクワトロ搭載車を買うのであれば、今後出て来るであろうオールロード(クロスオーバータイプ)を選択し、山奥のキャンプ場に出かけるなどで林道などの走行を楽しみたいと思います。

新型アウディA4の搭載機能を解説

バーチャルコックピット

A4 Virtual cockpit2

新型A4のトピックの一つが「AUDIバーチャルコックピット」と呼ばれる、メーターフード内に仕込まれた12.3インチの巨大モニターです。

これは、TTに初採用されてから、アウディのアイコンの一つになりつつあります。

このモニターには従来のメーター表示(速度計・回転計)に加え、ナビゲーション画面やAUDIコネクトサービス、ラジオ・メディア情報などを表示可能です。

この表示をステアリングホイールに搭載されたスイッチで操作可能です。

メーターの大きさをシーンに合わせて大小に表示を切り替える等も可能で、目の前にナビゲーションが表示される事で、視線移動も最小限にする事が出来ます。

これは事故低減につながるばかりではなく、運転時の疲労軽減にも有効です。

カーインフォテインメント

A4 mmi

新型A4はマルチメディアインターフェース(MMI)も進化。

これは既にA1、A3、A6等には搭載されていますが、ナビゲーションシステムやオーディオなどの機能を、左手をアームレストに乗せて安定させた状態で、ダイヤルの回転とノートPCのパッドの様なデバイスで直感的に操作できます。

他にもAUDIコネクトによりオンラインで周辺施設を検索する事が可能になっていて、車をWi-Fi spotとしてモバイル機器を8台まで接続出来る機能も搭載されています。

AUDIコネクトナビゲーターを活用すると、オペレーターを介して施設検索からナビゲーションの目的地設定までアシストしてもらう事も可能です。

また、従来から搭載されているアウディドライブセレクト等もMMIの進化により操作性が改善しています。

これらは、デザインが先進的なイメージを出しており、内装デザインを引き締める効果もあるのです。

アクティブセーフティ機能

最近の自動車の知能化に伴い、アクティブセーフティに関わるシステムの進化はとても早くA4も同様です。

一部システムはオプション設定となっていますが、サイドアシスト、プレセンスリア、アクティブレーンアシストやアダプティブクルーズコントロールの機能の一部として自動ブレーキが搭載されています。

サイドアシスト

A4 sideassist

それぞれ簡単に説明すると、サイドアシストは、走行時の車両斜め後方でドライバーの死角になりやすい位置に後続車が近づいた際に、サイドミラーの内側に搭載されたLEDが点滅して、ドライバーに知らせてくれる機能です。

長距離走行や高速道路で合流する際に、後続車を見落とした経験をされた方はいらっしゃると思いますが、そういうシーンで活躍します。

プレセンスリア

A4 presenserear

プレセンスリアは駐車場などで後退しているシーンで、後方で動いている物をレーダーで感知しMMIディスプレイに表示してくれる他、周囲の車を監視して追突の危険があると判断するとハザードランプを点滅させ、シートベルトを巻き上げて乗員、および周囲の注意を喚起し、サンルーフやドアのウィンドウを閉めてより安全な状態を作ります。

アクティブレーンアシスト

A4 activelane

アクティブレーンアシストは高速走行時などの車線逸脱を警告するだけではなく、軌道修正のためのステアリング操作を自動的に行い車線逸脱を防止します。

これら機能により交通事故被害者になるリスクは確実に低減される(スバルレボーグの例で交通事故6割低減、追突に限っては8割低減)為、オプションであっても保険代わりに装着しておきたい装備です。

アダプティブクルーズコントロールシステム

A4 adaptivecc

アダプティブクルーズコントロールシステムは、前方車両との距離をシステムにより調整します。

ブレーキやアクセルをシステムが操作し、先行車がいる場合は追従走行を、いない場合は設定した速度を上限とした走行を行い車両を導いてくれます。

高速道路での単一車線では、60km/h以上であれば、ほぼ自動運転をしてくれる機能を備えています。

完全なる自動運転ではありませんが、長距離移動時にメーターを見る回数、ブレーキアクセル操作をする操作が劇的に減ります。

ドライバーはハンドルを握って周辺を監視するだけなので、疲労軽減効果が非常に高く、結果的に安全運転に寄与できるシステムです。

新型アウディA4アバントとセダンの違いは?

A4 sedan&avant

最大の違いは当たり前かも知れませんが、荷室容量の大きさです。

使い勝手は格段に改善され、セカンドシートを立てた状態でも荷室の奥行きは1050mm。

シートを倒した場合1650mmの荷室長を確保できるため、ファーストシートを前にスライドさせれば、車中泊も何とかこなせるサイズになっています。

一方で室内空間が広い事により、室内の静粛性のレベルはセダンに比して下がるのが難点です。

気になるレベルかどうかの判断はユーザーによって分かれますが、タイヤが路面を叩く音や走行時のテールゲートの微振動により、室内に共鳴するような現象がわずかですが感じられます。

B8系にも共通しますが、テールゲートの開閉は電動式で家族旅行やペットを載せる場合等の使い勝手の良さを考慮に入れると、セダンとの静粛性の差は許容の範囲内でしょう。

グレード解説とオススメ

ベーシック

グレード名に「Sport」と付かない事から、ベーシックなグレードと解釈されるかも知れませんが、「コンフォート」仕様と解釈してください。

エンジンの出力は2WDで190ps、4WDで252psと十分あり、実はSport仕様と同じです。

燃費は18.4km/hで日常使いにも気にならないレベルですね。

サスペンションは硬すぎず、圧迫感の無いシート形状と相まってすわり心地、乗り心地がよいです。

あえて注文をつけるならば、2WDのタイヤサイズは225/50/R17として4WDおよびSportグレードと統一してもらえたら、高速道路を走行する際の安定性、安心感がより良いかと思います。

スポーツ

先にも述べましたが、ベーシックグレードとスポーツグレードのエンジン出力は同じです。

2WD、4WDでエンジン出力は異なります違いはスポーツシート、サスペンション、アルミホイールや内外装の違いです。

パワーを追求するのではなく、スポーツ走行時の走りの質や内外装の質感を変える事でスポーツグレードを作っていて、とても上品な大人な印象です。

サスペンションは少しだけ固く、高速コーナーリングでのロールを押さえ込み、高速で継ぎ目を乗り越えたときなどの収まりもよく、しっかり感と安心感があるので私の好みでは、スポーツグレードを選択します。

ノーマルとクワトロモデルどちらが良い?

「AUDIに2WDって有るんだ・・・」とか、「AUDIといえばクワトロだろ?」という方もいますが、2WDの実力も非常に高く、豪雪地帯にお住まいの方で無い限り(年に数回スキーに行く程度の方でも)性能的には2WDで十分です。

2WD・4WDの価格差はベーシックグレードで79万円となり、旧モデルよりもその差は少なくなりましたが、そもそも2WDのベーシックグレードが518万円しますので、予算が気になりますね。

2WDがオススメ!

4WDを選択しない代わりに、4WDよりそのメリットをいつも実感できるマトリックスLEDヘッドランプやバーチャルコックピットなどのオプションに予算を使います。

79万円あれば、遮音ガラス+プライバシーガラス(7万円)にBang & Olufsen 3Dアドバンストサウンドシステム(17万円)を選択してお釣りが来ますね。

おすすめオプションの解説とおすすめする理由

少し前述してしまいましたが、私がオススメしたいオプションを3つあげます。

マトリックスLEDヘッドライトパッケージ(340,000円)

パッケージ内容 マトリクスLEDヘッドライト

LEDリヤコンビネーションライト

LEDインテリアライティング

ヘッドライトウォッシャー

バーチャルコックピット

一度、ディーラーで夜に試乗させてもらってみてください。

従来型のハロゲンランプやバルブタイプのヘッドライトとは明るさが明らかに違います。

昼間の明るさに近いといえば分かりやすいでしょうか?

目を凝らす必要も無く、長距離ドライブなどの眼精疲労軽減にとても有効で事故低減にも効果があります。

また車の顔立ちを端整にしてくれて、とてもアウディらしい顔になる効果もありますよね。

バーチャルコックピット(マトリクスLEDヘッドランプパッケージに同梱)

これは好みが分かれるかも知れません。

夜間はどうしてもモニターが明るすぎると感じてしまいます。

目の前にあり、視線を逸らしようがありません。

しかしナビゲーションが大画面で見られる事、運転時の視線移動が少なく疲れない事、そしてミーハーな理由ですが、未来的でその日の気分でメーター表示を変える事が出来て、遊べる要素がある為です。

前席遮音ガラス+後席プライバシーガラス(70,000円)

これは先にも述べましたが、オーディオを楽しむためです。

このオプションと共にBang & Olufsen 3Dアドバンストサウンドシステムのオプションを装着したいですね。

ただオーディオにあまり関心の無い方でも、後席にフィルムを貼りプライバシーガラス化する場合、5万円程度は覚悟しなくてはなりません。

前席の遮音ガラスとセットで7万円というのは、私はお買い得だと思います。

アウディA4の年間維持費

車両保険などは等級や保険会社等にも拠るため、ここでは対象外としますが初回車検まではお金はかかりません。

新車購入した場合、「Audi Freeway Plan」に無償で加入する事ができます。

1年点検やマイナートラブルなど、故障に至らなくとも気になったところはディーラーのエンジニアに依頼しても無償で対応してくれます。

LED化が進みほぼ無くなりましたが、室内外の電球(バルブ)交換の様に、お願いするかどうか迷う小額の修理から、トランスミッションの不調があった場合のオイル交換やリプロ対応の様に高額な修理・調整まで、保障期間内、保障に含まれる修理であれば無償で対応してくれます。

しかし、最近の輸入車、特にドイツ車に関しては故障することは稀です。

1年点検などでしかディーラーを訪れる事は無いと思いますが、どうしても心配な方は「Audi Freeway plus」に加入されると良いでしょう。

2年間の保障延長が可能ですが86,000円の費用が必要になりますので、私は保証延長はオススメしません。

始めて輸入車を購入される方は心配かも知れませんが、私の経験上、初回車検以降も保障が適用される様な故障はありませんでした。

もちろんタイヤなどの消耗品は保障の対象外で、ブレーキローターやパッドは、保障を延長した場合でも保障期間を過ぎた後に交換時期を迎えます。

まとめ 2.0TFSI Sport(2WD)がベストバイ!

私が購入する場合は、2.0TFSI Sport(2WD)を選択します。

アウディといえばクワトロですので、出来れば4WDを選択したいと思われる方多いのではないでしょうか?私もそうです。

しかしB9系はとても高額な車になってしまいました。

実車を見るとその仕立ての良さ、デザインの良さに惚れ惚れしますが、魅力的な装備は殆どがオプションです。

予算の使い道は厳選せざるを得ないというのが、この車の唯一の難点だと思います。

新車を買う事を決めて、車の色やオプションを選んでいる時は楽しいものですが、値段をなるべく見ないようにしてハンコを押す勇気が必要な車かも知れません。