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アウディQ5の新型の発売は2017年!?何が変わるのか?

マルチパーパスな魅力を持つSUVは国内だけでなく、世界的な大ブームになっているジャンルです。

フォルクスワーゲングループの高級ブランドのアウディでも、10年ほど前からQシリーズとしてSUVをランナップしており、Q5はミドルクラスのモデルになります。

高級セダンのA4をベースに車高を上げオフローダーとしての性能も確保したQ5は、アウディの高品質なイメージそのままで、オールラウンダーの魅力を持った人気モデルです。

発売から10年が経ち新型も発売間近ですが、もう一度Q5の魅力を再発見してみました。

アウディQ5ってどんなクルマ?

全長5mを超える大型のQ7よりも小さく、全長4,630mm×全幅1,900mm×全高1,660mmのボディサイズで日本の道路事情でもギリギリ使いやすいサイズです。

フロントグリルには、新世代アウディのアイデンティティでもあるシングルフレームグリルを採用し、高級車としての押し出し感があります。

シンプルながらも先進的なルックスは、都会的でスタイリッシュなイメージながらも、高い地上高や大径タイヤでオフローダーとしての側面も感じさせるデザインです。

A4をベースとしていますが、フォーマルで格調高いイメージのセダンと比較すると、Q5はアクティブで付き合いやすいフレンドリーさも持ち合わせています。

インテリアは「これぞドイツ車」と思える機能的なデザインで、視認性の高いメーターや手に馴染む本革巻きステアリング、操作感のよいスイッチ類など人間工学を考えてレイアウトされています。

イタリア車やフランス車の様に目を引く凝ったデザインではありませんが、各部にあしらわれたクローム装飾や天然の木目パネルで高級感を感じ、ぴったり合ったパネルの継ぎ目や各パーツの精度の高さ、スイッチの操作感などで上質感を感じ取ることが可能です。

地上高は高いですがドアのステップ部は広く、ルーフは高いので乗降性はよく、シートは適度に締まったホールド性の良いスポーティーな電動調整式シートになります。

後席はミニバンの様に100mmの前後スライドでき、リクライニング機構付きです。

40:20:40の3分割可倒式により多彩なアレンジが可能で、リヤハッチ側のレバーで女性でも簡単に倒せる構造になっています。

ラゲッジルーム容量は540L(後席使用時)、形状も凸凹が無い四角形で使いやすく、一番狭い幅でも1,050mmありゴルフバッグを横向きで4つ収納可能です。

アウディQ5の性能は?

パワーユニットは3.2リッターV6、2.0リッターハイブリッド、欧州ではディーゼルもラインナップしていますが、2017年のアウディジャパンの取り扱いはハイパワーバージョンのSQ5を除くと、2.0リッター直列4気筒ターボの2.0TFSIクアトロ(627万円)のみとなります。

2.0リッターながら230ps/35.7kgmのパワーを発生、2トン近い車重ながらも燃費は12.5km/Lと良好です。

ミッションはマイナーチェンジでデュアルクラッチ式のSトロニックからトルコン式の8速ティプトロニックへ変更され、ステアリングにはパドルシフトも装備され、マニュアルの様にドライブができます。

フルタイム4WDはアウディ伝統のクワトロシステムを搭載し、トルク配分は通常走行時には前40:後60、走行状況に応じて最大で前輪に65%、後輪には85%が自動で割り振られ、雪道や悪路でも安定した走行が可能です。

本格的なオフロード走行も有し、最低地上高は200mm、渡河深度は500mmで登坂能力は31度もあります。

また9km/h~30km/hの速度を保ちながら下り坂を降りられる、ヒルディセントアシストが標準装備。

ESP(横滑り防止装置)はオフロードモードの他、ルーフレールの荷物を感知して制御を変更するなど、オフロードでの安全も考慮されています。

オンロードの走りはアウディらしいフラットな乗り心地と、スポーティーな走りが両立しており、静粛性の高い車内は長距離ドライブも苦になりません。

ダンパーの減衰力を連続可変で制御し「コンフォート」「オート」「ダイナミック」と3つの走行モードを任意に選べるアウディドライブセレクトをオプション(40万円)で選択すれば、その走りに一層磨きがかかります。

快適装備は前席左右と後席の3ゾーンで温度調整ができるオートエアコン、HDDナビ、アウディサラウンドシステム、オートマチックテールゲート、パーキングシステム(リアビューカメラ)などが標準です。

安全装備

安全装備は前席エアバック、後席サイドエアバックが装着されますが、追突を防止するエマージェンシーブレーキはありません。

レーダーを装備し、先行車との車間をアクセルとブレーキで自動制御するアダプティブクルーズコントロールは7万円のオプションとなります。

その他のオプションはSQ5のエクステリアとなるSラインパッケージが32万円、本革内装は素材により36万円~64万円、後席まで開口部があるパノラマサンルーフが25万円の他、オーダーメイドプログラムのAudi exclusiveで内装素材やカラーもオリジナルで選択可能です。

2017年にフルモデルチェンジ予定

※参考サイト→https://www.netcarshow.com/audi/2017-q5/

Q5は2016年9月のパリ・サロンにおいて2代目が発表され、日本でも2017年の発売予定です。

新型Q5は全長4,660mm×全幅1,890mm×全高1,660mmでホイールベースが2,820mmと現行より大きくなりますが、高張力鋼板とアルミニウムを組み合わせた軽量プラットフォーム「MLB Evo」を採用して、最大90kg軽量化されています。

特徴的なシングルフレームグリルは、明確な6角形でフレームが太い立体的な造形に変更。

高輝度のマトリクスLEDテクノロジーを用いたヘッドランプも薄くなり、フロントフェンダーから続くサイドのプレスラインは、リアに向け波打つラインになっています。

車高の高いSUVでもCd値0.30を達成するなど、デザインだけでなくアウディ伝統のエアロダイナミクスにも優れたボディです。

インテリアは現行モデルと大きく変わらないアウディらしいデザインですが、「パーソナル ルートアシスト」を組み入れたナビゲーションシステムや「アウディコネクト」に代表される最新のインフォテイメント系装備を満載しました。

メーターパネルに高解像度の12.3インチスクリーンを採用し、鮮明なグラフィックで各種情報を映し出す「バーチャルコクピット」も採用し先進感を演出しています。

エンジンは3種類だが

パワーユニットは150ps/163ps/190psとスペックの異なる3種類の2.0Lディーゼルと、286ps/63.2kgmを発生する3.0Lディーゼル、ガソリンエンジンは252psの最高出力と14.7km/L(欧州基準)の燃費を両立した2.0L直噴ターボのみで、ハイブリッドやPHEVはまだ発表されていません。

ただし同じグループのVWのディーゼル不正事件の影響もあり、国内へは現行モデル同様ガソリンエンジンのみになる可能性もあります。

トランスミッションはディーゼルが8速ティプトロニック、ガソリン車は7速DCTとなる予定です。

クワトロにはトルクベクタリング機構を追加して運動性能を向上し、必要に応じクラッチで後輪を完全に切り離しFFとすることにより燃費も向上。

サスペンションは新開発の5リンク式で、ダンパーコントロール付きサスペンションとアダプティブエアサスペンションの2種類、「アウディドライブセレクト」はモードが7つに増えています。

安全装備も追突防止ブレーキの他、自動運転支援システム「トラフィックジャムアシスト」など最先端の装備となる予定です。

2017年初頭から販売開始

新型Q5はドイツのインゴルシュタット工場での生産から、メキシコに建設した新工場での生産へ移されドイツ本国と欧州では、2017年初頭から販売が開始されるとの事です。

日本への販売開始日は未定ですが、ドイツでの価格は付加価値税込みで45,000ユーロ~(日本円で約515万)となっているので、日本での価格も据え置きか、少し高くなる程度と予想できます。

まとめ

スポーツセダン並の操縦安定性と乗り心地を持つオンロード性能と居住性、クロスカントリー並みのオフロード性能やステーションワゴンの積載性を持つQ5は、マルチパーパスを極めた「万能カー」といえます。

コックピットの高さから来る快適性や運転のしやすさに加えて、アウディの上質なプレミアム感など、購入して不満が出るクルマではありません。

同クラスの輸入SUVにはメルセデスベンツGLK、BMW X3などがありますが、オンロード寄りの都会的なイメージと高級感はQ5が最も上回ります。

新型はさらに性能や品質に磨きをかけてくるはずですが、セダンやワゴンの代わりに購入しても、不満を感じないSUVであることは間違いありません。

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