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BMW1シリーズの特徴は?値引きはいくらくらいなの?

BMW1シリーズは、BMWのラインナップの中で最もコンパクトな5ドアハッチバック車です。

2004年に3シリーズをベースとしたBMWのエントリーモデルとして5ドアが発売され、その後3ドア、クーペ、クーペカブリオレとバリエーションを増やしています。

2011年発売の現行モデルからクーペは2シリーズへ移行し、国内への導入は5ドアのみです。

2015年には大規模なマイナーチェンジ(BMWではLCI(Life Cycle Impulse)と呼んでいます)を行い、フロントとリアのデザインを変更しています。

同じBMWグループのMINIとは違う、直系の末っ子でもある1シリーズの魅力を解説します。

BMW 1シリーズはどんなクルマ?

全長4345mm×全幅1765mm×全高1440mmのコンパクトなボディは、都市部の狭い道や駐車場などでも使いやすいサイズです。

プレミアムコンパクトクラスでのライバル、アウディA3やレクサスCTとほぼ同じサイズですが、ロングノーズ、ロールーフのエクステリアはライバルとは一線を画すスタイリングになります。

特徴のあるエクステリアの理由は、1シリーズがクラス唯一のFR(後輪駆動)を採用しているためです。

FRはフロントオーバハングを短くできる一方、縦置きエンジンのためノーズは長くなります。

コンパクトクラスのクルマは駆動系をすべてボンネット内に収める事ができ、ドライブシャフトが無いことで室内を広く使用できるFF(前輪駆動)方式がほとんどです。

FFは部品点数も少なく、他車種とのパーツ共有もできるのでコストや生産の面でも有利になります。

それでもBMW1シリーズにFRを採用するのは、「駆け抜ける歓び」をコンパクトクラスでも実現するために他なりません

操舵輪と駆動輪が分かれているFRのステアリングフィールは雑味が無く、タイヤ性能を十分に生かせるのでハンドリングや加速性に優れています。

また必然的に前輪の重量配分が高くなるFFとは異なり、1シリーズはBMW伝統の前50:50の重量配分を実現し、キレのあるスポーティーな走りが可能です。

「駆け抜ける歓び」を最も象徴するモデルが340ps51.0kgm3.0L直列6気筒ツインスクロールターボを搭載したM140iになります

M社がエンジンとシャシーをチューニングし、0-100km/hはアウディRS3を上回る4.6秒です。

ハイパワースポーツでありながら、国産FFホットハッチの様にガチガチの足回りではなく、路面状況に応じてサスペンションのダンピング特性を自動調整する電子制御式ダンパーを採用し、しっとりとした乗り心地を実現しています。

これだけのハイパワーに耐えうるボディやサスペンションは、ベーシックなモデルでも同じです。

1.5Lターボや2.0Lのガソリンターボとディーゼルターボ、どのパワーユニットでも、剛性の高いボディとしなやかなサスペンションでFRならではの軽快なハンドリングが楽しめます。

1シリーズはグレードが豊富

1シリーズは4つのパワーユニット5つの装備ラインナップの組み合わせで、計11グレードです。

そのうちM140iはモノグレード、スタンダードは118iのみとなります。

ミッションは全車トルコン式の8速オートマチックトランスミッションで、右ハンドルのみです。

モデル パワーユニット 価格(税込)
118i スタンダード 1.5L直列3気筒DOHCターボ 100kW(136ps)/4,400rpm 220Nm(22.4kgm)/1,250-4,300rpm 燃費:18.1km/L \3,100,000
Style \3,570,000
Sport \3,570,000
Mスポーツ \3,770,000
120i Style 2.0L直列4気筒DOHCターボ 135kW(184ps)/5,000rpm 270Nm(27.5kgm)/1,350-4,600rpm 燃費:15.9km/L \4,180,000
Sport \4,180,000
Mスポーツ \4,330,000
118d Style 2.0L直列4気筒ターボ・ディーゼル 110kW(150ps)/4,000rpm 320Nm(32.6kgm)/1,500-3,000rpm 燃費:22.2km/L \3,780,000
Sport \3,780,000
Mスポーツ \3,980,000
M140i 3.0L直列6気筒M Performanceターボ 250kW(340ps)/5,500rpm 500Nm(51.0kgm)/1,520-4,500rpm 燃費:13.4km/L \5,900,000

装備ラインナップはStyle・Sport・M Sport3種類となります。

3グレード共通の装備としては以下の通りです。

  • LEDヘッドランプ
  • LEDフォグランプ
  • アダプティブクルーズコントロール
  • ITSスポット対応DSRC車載器(ルームミラー内蔵、ETC機能付)
  • レザーステアリング等

Styleはラグジュアリー仕立て

  • シルバー仕上げのキドニーグリル
  • レザーコンビシートなど

エクステリア、インテリアがラグジュアリーな仕立てになっています。

Sportはスポーティー

  • キドニーグリル・ブラックバー
  • シート・スポーツシート

スポーティーなイメージです。

M Sportはよりスポーティーに

  • エアロパーツ
  • スポーツサス
  • アルミトリム
  • Mライトアルミホイールなど

M140iに近く、よりスポーティーなエクステリアとなります。

HDDナビにiDriveコントローラー、ドライビング・パフォーマンス・コントロールは全車標準です。

主なオプション

主なオプションは以下の通りです。

  • リアビューカメラ
  • バックソナーなどのパーキングサポートパッケージ
  • 花粉フィルター付き左右独立温度調整エアコンへのアップグレード
  • 後席用エアアウトレットなどのコンフォートパッケージ
  • 電動サンルーフ

118i Mスポーツがオススメ!

1番悩ましいのは、パワーユニットの選択です。

20165月に118dのディーゼルが追加、201611月のLCIにて1気筒500cc3/4/6気筒を作り分ける新世代のモジュラーエンジンを搭載しています。

M140i ATのみはマイナス評価に

どのパワーユニットを選択しても、ファントゥドライブであることには変わりありませんが、シルキーシックス」と呼ばれるBMW伝統の直列6気筒を味わいたいならM140iのみの選択です。

ただし3シリーズやM2クーペも視野に入る高いプライスと、スムーズなエンジンをダイレクトに味わえるMTが無く、8ATのみの設定がマイナスになります。

ディーゼルターボも捨てがたいが

ディーゼルターボは2.0Lガソリンよりも車両本体価格が安く、トルクフルなエンジンで加速力もあり燃費も良好です。

無鉛プレミアムガソリンを使用する他のグレードと違い、軽油仕様なのでランニングコストも安く済みます。

振動や音も少ない新世代のクリーンディーゼルですが、弱点は”回す楽しみ”が薄いことです。

ディーゼルは高速をクルージングするのにはピッタリですが、ワインディングでエンジンの回転の上昇とともに、加速していくスポーティーなムードには欠けます。

ガソリンエンジンはBMWらしい仕上がり

ガソリン車では新型の1.5リッターの3気筒エンジンがBMWらしい仕上がりです。

3気筒エンジン独特のサウンドや振動は少なく、低回転で若干の振動がでますが6000回転あたりまで滑らかに回ります。

パワー的には物足りないスペックですが、実用面での問題はなく燃費も良好です。

車両でコストを抑えた分、スポーティーな装備を充実させれば満足度は高まります。

車高も下がり18インチアルミホイールも付く118i Mスポーツがベストバイでしょう

BMW1の値引きはどれくらい?

1シリーズは歩行者も検知する衝突回避・被害軽減ブレーキ、HDDナビゲーション、アルミホイールなどは全車標準ですので、お買い得な価格設定です。

それでもオプションやメンテナンスパックを追加していくと、118iでも400万円台半ばあたりまで見積もりは膨らみます。

モデルやオプションにもよりますが、値引きは10~30万あたりが目安でしょう。

発売から時間は経っていますが、エンジンは次期モデルにも使用される新型ですので在庫処分とはいきません。

ただし輸入車はオーダーの確認後、本国へ発注するケースと輸入済のディーラー在庫を引き当てるケースがあります。

どうしても必要なオプションやカラーがあれば別ですが、希望に近い在庫車があれば値引きも期待でき、納車も早いです。

まとめ

BMWは「駆け抜ける喜び」というコピー通り、エンジンや走行性能というクルマの持つ根源的なドライブの魅力を訴えるメーカーです。

エンジンを中心においたクルマ作りの哲学は、コンパクトクラスながらFRを採用する1シリーズにも存分に注ぎ込まれています。

一方で同じクラスのFFコンパクトモデルのMINI BMWグループです。

X1やグランツアラーと同じく、1シリーズの次期モデルもMiniのプラットフォームになる可能性があります。

絶滅危惧種のコンパクトFRハッチバックを手に入れるチャンスは、今しかありません。

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