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日産2大高級車スカイラインとフーガ!装備や価格で徹底比較!

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スカイラインとフーガは日産のプレミアムクラスの4ドアセダンです。

過去の長い歴史からスポーツイメージを受け継ぐスカイラインに対し、フーガはセドリックをルーツに持ち高級サルーンとしての役割を与えられています。

同じプラットフォームを使用し価格帯も重複しているこの二台、どちらを選ぶか迷うところです。

この記事ではスカイラインとフーガを徹底比較しました。

スカイラインはどんなクルマ?

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初代スカイラインは1957年にプリンス自動車(のちに日産と合併)から発売されました。

「スカG」の愛称で呼ばれた歴代スカイラインGT系は、日産のスポーツイメージを牽引するモデルとして今でも人気があります。

スカGの伝統はGT-Rへと継承され、スカイラインは2001年のモデルからミドルクラスから高級セダンへとシフトしました。

日産の上級ブランドのインフィニティでもインフィニティQ50として販売するグローバルモデルです。

現行モデルは13代目スカイラインとして2014年にモデルチェンジされました。

先代までのV6ガソリンエンジンは廃止されハイブリッド車のみとなりましたが、3か月後に価格を抑えた次世代2.0リッターターボエンジンを搭載する200GT-tが追加されています。

ハンドル操作を電気信号に変換してステアリングを行うダイレクトアダプティブステアリング (DAS) を世界で初めて搭載。

操縦安定性と直進安定性が向上し、路面からハンドルに伝わる不快な振動(キックバック)を抑え、快適な操舵フィーリングを目指しています。

カメラで路面の白線を認識する車線逸脱警報システムとDASが連動して、車線に沿って自然に走れるよう自動的に操舵力を変化させるアクティブレーンコントロールも独自の装備です。

60km/hから衝突回避できるエマージェンシーブレーキや、2台前方の車の動きを検知して玉突き事故を防止する予測警告、側方後方の衝突防止も含め全方位の運転支援システムを日産で初めて搭載しています。

フーガはどんなクルマ?

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フーガは2004年に初代が誕生しました。

現行フーガは2009年にモデルチェンジを行い、2010年には日産のFR車としては初のハイブリッドを搭載します。

国内ではトヨタ・クラウンに対抗するモデルですが、スカイラインと同じく海外ではインフィニティQ70として販売される日産のフラッグシップセダンです。

高級車としての快適性をもちつつも、ハイパワーなハイブリッドシステムを搭載し欧州車にも負けない走りにも定評があります。

ダイナミックなエクステリアと、クラストップの室内空間を有する居住性に優れたパッケージングを両立した車です。

豪華な内装や装備も抜かりはなく、すべての座席で高級感が味わえます。

2015年のマイナーチェンジでスカイラインと同じ安全装備へアップグレードを実施し、最新の安全性も手に入れました。

スカイラインとフーガの比較

エクステリア比較

インフィニティブランドでの統一感をだすため、フロントを中心に共通したイメージでデザインされています。

スカイラインのエクステリア

スカイラインはグリルが薄くシャープなヘッドランプで精悍な印象になっていて、ボンネットフードは力強さを感じる盛り上がった形状です。

サイドミラー下のボリュームのあるラインと、リアフェンダーからはねあげたラインで躍動感を表現しています。

特別な工程でボディパネルのすき間を詰めたことで見栄え品質も向上しました。

全体的に引き締まった印象で、上質感と軽快なスポーティさ兼ね備えたエクステリアです。

フーガのエクステリア

フーガは、2015年のマイナーチェンジで精悍なフロントマスクに変更され、イメージはスカイラインに近づいています。

スポーツカーのような抑揚が大きいダイナミックなフェンダーラインはインフィニティに共通する特徴です。

流れるようなサイドのプレスラインがボリューム感を生み出し、高級車らしい重厚感があります。

居住性を確保するため車高が高めですが、安定感のあるフォルムになっていて巧みなデザイン処理が見事です。

インテリア比較

スカイラインのインテリア

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スカイラインは曲線を多用した包まれ感の高いインパネを採用し、走りの良さをイメージさせてくれます。

本革シートのデザインや木目パネルなども控えめで、豪華さよりも機能美を感じさせるデザインです。

運動性向上のためフーガよりホイールベースを50mm短縮した事により、後部座席は若干狭く平板なシートになっています。

フーガのインテリア

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フーガのインテリアはプレミアム感と快適性を重視したインテリアとなっています。

ふんだんに使われた木目パネルや、セミアニリン本革シートなど豪華そのものです。

ツインディスプレイを装備したスカイラインのインテリアはモダンな印象ですが、フーガのトラディショナルな雰囲気もキャラクターにマッチしています。

助手席の電動オットマンやエアコンディショニングシートなど快適装備も充実し、後部座席の足元も広く室内の快適性は抜群です。

パワートレイン比較

システム出力364psを発生する3.5リッターV6エンジン+1モーターのハイブリッドユニットは共通して搭載しています。

フーガのハイブリッドは2WDのみですが、スカイラインのハイブリッドでは、電子制御トルクスプリット4WD「アテーサ E-TS」が選択可能です。

フーガのエンジン

フーガには高級車らしいフィーリングに優れた2.5リッターと3.7リッターのV6ガソリンエンジンもあり、パワーユニットのバリエーションは豊富です。

スカイラインのエンジン

注目する所は、スカイラインに搭載される2.0リッターターボエンジンになります。

2.0リッター4気筒ながらハイブリッドユニットと同じトルクを低回転から発生し、メルセデスベンツの最新技術が搭載されたダウンサイジングエンジンで燃費も13.6km/Lと良好です。

パワーが211psと物足りないので、高速域での気持ちの良い加速の伸びはハイブリッドが上回ります。

走行性

前輪がダブルウィッシュボーン式、後輪がマルチリンク式と共通の足回りです。

スカイラインの走行性

スカイラインはスポーティで固めのセッティングですが、角が取れたフラットライドな乗り心地も実現しています。

世界初のDASはステアリングフィールの違和感など、制御の熟成にはもう少し時間が必要な印象です。

通常のパワーステアリングの方がダイレクト感のある自然なハンドリングが楽しめます。

フーガの走行性

フーガも高速域での安定性を確保した比較的固めの足回りですが、動きは緩やかで高級サルーンとしての快適性を損なうほどではありません。

ドライバーズカーとして運転しても満足できるでしょう。

両車ともドライブモードセレクターが装備され「STANDARD」「SPORT」「ECO」「SNOW」の4モードを走行状況に合わせて選択できます。

スカイラインにはドライバーの好みに合わせ、最大96通りの組み合わせでカスタマイズできる「PERSONAL」モードを追加し多彩な走りのモードの設定が可能です。

価格比較

スカイライン価格帯

スカイラインの価格は、

  • ハイブリッド車:492.7万円~605.6万円
  • ガソリン車:413.6万円~492.9万円

となります。

フーガの価格帯

フーガの車両価格は、

  • ハイブリッド車:627.0万円~693.9万円
  • ガソリン車:477.6万円~621.1万円

スカイラインはパワーユニットでグレードの価格差が大きく、フーガは豪華装備のオプションの有無で価格差が大きくなります。

どっちを買うべきか?

スポーティに楽しみたいなら、スカイラインのハイブリッド車が魅力的です。

フーガハイブリッドよりも120万以上安価ですが、エクステリアや内装の上質感でもがっかりすることはありません。

なにより車重の軽いスカイラインで、ハイパワーハイブリッドのパフォーマンスを存分に味わえます。

室内の居住性、特に後席や助手席の快適性を優先するならフーガになります。

V6のガソリン車でも、豪華装備のVIP系なら室内の装飾や快適装備は上級のハイブリッドと変わりません。

ドアを開けて乗り込んだ時の室内の豪華さや特別感はフーガならではの魅力です。

まとめ

スカイラインとフーガは快適な走りの追求というプレミアムセダンのグローバル基準で作られています。

海外のインフィニティは、走りの評判が高いプレミアムブランドとして有名です。

スポーツカー的な味付けで若々しさを感じるデザインのスカイライン、快適性を追求し伝統的な高級車のイメージを具現化するフーガとキャラクターを分けていますが、走りを追求する本質は変わりません。

どちらを選んでも後悔はないでしょう。

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