3度の飯よりクルマが好き!

ホンダフリードの頑張って欲しい部分!シエンタ登場で魅力が半減して残念

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ホンダのフリードは、最大7人乗りを選択できる5ナンバーサイズのミニミニバンです。

実車に触れてみると、このフリードは乗車する人の事をよく考えて作られた車だということがわかります。

広開口部と、乗り降りしやすい低床に6人乗りモデルは後部座席までシームレスにアクセスできるシートレイアウトのおかげで、友達をたくさんのせる独身から、子育て世代までカバーできるユーティリティの高さが光ります。

しかしライバル車にシエンタが現れたことで、ホンダのフリードに割高感が感じられるようになったのも事実です。

フリードの悪いところ

狭い・シートの座り心地に難あり

ホンダフリードは非常に小型のミニバンでありながら最大7人乗りが可能な車両です。それは裏を返せば後部座席は非常に狭く、7人乗車時はトランクに荷物が置けなくなってしまいます。

また、シート折りたたみ時の積載量確保のために、シートの座り心地が犠牲になってしまっています。

特に7人乗りモデルは、2列目のシートがベンチタイプとなり、真ん中にの座席の座り心地がありまよくありません。

大の大人が3人並んで座るには窮屈なので、酔いやすい人が真ん中に座ると、あっという間に気分が悪くなるでしょう。

3列目シートは折りたたみ時の収納性を意識した作りになっているので、クッションが薄く長時間のドライブではおしりが痛くなるかもしれません。

常時最大人数でのる場合、後部座席に座る人の負担が大きいのが気になるところです。酔いやすいお子さんや同乗者がいる場合はしっかり相談してから検討してください。

燃費が悪い

1.5リッターエンジンで約1.3トンの車両を引っ張るため、エンジンに掛かる負荷が大きく、低燃費とは言いがたいカタログ燃費16.6km/Lのガソリン車。

そして21.6km/Lとハイブリッド搭載車としてはぱっとしない、40万円高のハイブリッドモデル。

フリードに搭載されているIMAシステムは、エンジンをモーターでアシストするハイブリッドシステムです。このシステムはプリウスと違いゼロ発進からエンジンの力を利用します。

重たい電池やコンバーターを必要としないので軽量なHVカーを作ることができますが、エンジンへの負担は高いのでガソリン代を大幅に削減するのには力不足のハイブリッドシステムです。

40万円割高なハイブリッドを無理して選ぶよりも、Gエアロを選んで残りをガソリン代に計上したほうが安上がりになります。

ハイブリッドカーは本体差額以上の節約効果を得られないのが通説ですが、フリードハイブリッドはそれに輪をかけて回収率の低い車両であるといえます。

カタログ通りの燃費を出したとしてもリッター100円のガソリン代では、月1000km走ると仮定して削減費用は1,000円程度です。

年間12,000円の節約で40万円取り返そうと思ったら約33年間乗り続けないといけません。とても現実的な数字ではありませんね。

シエンタと比較すると燃費性能で見劣りする

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フリードはの良い所はコンパクトで7人乗れるパッケージングにありますが、トヨタも同様の設計思想でシエンタをこのクラスに投入してきました。

価格面、ハイブリッドモデルの設定などかなりフリードを意識しているのですが、後発の強みとしてあらゆる面でフリードを上回っていますね。

とりわけハイブリッドモデルは、さすがトヨタといえる燃費性能です。同車格、同車重でありながら約6km/リッター高燃費の27.2km/Lを確保しています。

モデルチェンジを控え設計が古いと言えばそれまでですが、同じパッケージングのクルマでここまで燃費の差が生まれてしまうと、フリードを選ぶ理由がかなり薄れてしまうのはしかたがないことではないでしょうか?

アンチトヨタでホンダ党でないのなら、シエンタに判子を押してしまってもしかたがないかな?と思います。

良いクルマだったからこそ頑張って欲しい

ここまで書いておいて恐縮ですが、私はホンダフリードを非常に良い車であると思っています。ですが、それははじめに登場した時、ニッチな車種でライバルが不在であったこと、そこにホンダが商機を見出したことへのリスペクトも含まれていました。

しかしトヨタがフリードと同じミニミニバンのジャンルに自慢のハイブリッドシステムを引っさげて参入したことで、フリードに対する見方が随分と変わってしまいました。

ホンダファンとしてではなく、いい車が好きな人間として、パッケージングに加えカラーリングやファニーなデザインを頑張っているトヨタシエンタを見ると、フリードはもう少し頑張って欲しいというのが正直な意見です。

モデルチェンジも近いことでしょうから、ハイブリッドシステムを刷新させてシエンタに負けない燃費性能を引っさげて返り咲いてほしいものです。

まとめ

フリードは悪い車ではありません。ニッチなジャンルで一人勝ちしていた車両であったからこそ、ライバル車登場で一気に存在感が薄れてしまったのは少し残念に思います。

2015年モデルのフリードを検討するのであれば、シエンタのほうが魅力的であるという結論となりましたが、その結論をフルモデルチェンジで覆してくれることを期待しています。

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