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メルセデスのSUV「GLS」を徹底解剖!価格や装備は?

メルセデスベンツのクロスオーバーSUVのラインアップで、最上級に位置するモデルがGLSになります。

メルセデスベンツのSUVラインアップの整理により、2013年に発売された2代目GLのフェイスリフト版が初代GLSとなり、GLSとしての発売開始は2016年です。

5mを超える全長と2.6トンの車重を持つ大柄なボディで、3列シートを備えた7人乗りになります。

大きな4輪駆動車であるだけでなく、プレムアムSUVとしてラグジュアリーな装備も備えたモデルです。

路面や天候を選ばない「Sクラス」ともいうべきGLSの魅力を徹底解剖します。

メルセデスベンツ・GLSはどんなクルマ?

堂々たるサイズの大型SUV

メルセデスベンツのフラッグシップSUVだけに、全長5,140mm×全幅1,980mm×全高1,850mm、ホイールベースは3,075mmの堂々たるサイズです。

スタイリングは比較的直線のラインが多く、ランドクルーザーやレンジローバーに近いボクシーなスタイルになります。

フロントグリルには2本のアルミ調のルーバーに支えられたスリーポインテッドスターが入り、大型化したロアグリルの形状など他のGLシリーズと共通イメージのフェイスです。

ヘッドライトはアダプティブハイビームコントロール付きのLEDヘッドランプで、走行状況や天候などを自動判別し、5つのモードで照射パターンを変更するインテリジェントタイプになります。

もともとハードなオフローダーであるGクラスを代替する目的で開発されたGLSは、オフロード性能も優秀です。

駆動方式はフルタイム4輪駆動機構の「4MATIC」のみとなり、電子制御式のエアサスペンションが標準となります。

ADS PLUS(アダプティブ・ダンピング・システム・プラス)は、路面状況や走行状況に応じて、ばね定数や減衰力を自動的に調整し、最適な車高や乗り心地を維持することが可能です。

オフロード走行もお手の物

エンジンやミッションなどの設定を走行モード毎で変更できるダイナミックセレクトには、未舗装路や砂浜などの走行に向いたオフロードモードを装備しています。

急勾配の下り坂走行で車速を自動制御するDSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)、上り坂での坂道発進をサポートするヒルスタートアシスタントも標準装備です。

さらにタフなオフロード性能が必要であれば、ローレンジギアボックス、オフロードライト、センターデフロックや強化アンダーカバーなどがセットになったON&OFFROADパッケージが準備されています(GLS 550のみ標準)。

最先端のセーフティーシステム

インテリジェントドライブと総称される安全装備は、前方だけでなく全周を監視できる最先端のセーフティーシステムです。

ステレオカメラ、センサー類が各所に配置されており、

  • フロントウィンドウには50m先まで立体的に捉えることのできるステレオカメラ

レーダーセンサー類

  • ラジエーターグリル内に77GHzの中・長距離レーダー
  • 前後バンパーの両側面に25GHzの短距離レーダー
  • リアバンパー中央の25GHzマルチモードレーダー

以上の計6個が搭載されています。

これらのセンサーの情報をもとに、さまざまな安全機能を実現したレーダーセーフティーパッケージが全車標準装備です。

レーダーセーフティーパッケージについて

内訳として、

  • 歩行者検知機能付き衝突回避ブレーキ
  • 後方からの衝突被害を軽減するリアCPA
  • 車線変更時に後方や側方の危険を警告しサポートするアクティブブラインドスポットアシスト
  • 突然の飛び出しにも反応するブレーキアシスト

上記のものが装備されます。

先行車両との車間距離を維持しながら速度を維持するアダプティブクルーズコントロール(ディストロニック・プラス)は、車線を維持するステアリングアシスト機構が付いた部分自動運転システムです。

その他の装備は、

  • 大柄なボディの取り回しを支援するため、周囲の状況を4つのカメラで確認できる「360°カメラシステム」
  • 駐車スペースを自動判別し、自動操舵・ブレーキ機能により縦列駐車と車庫入れをアシストする「アクティブパーキングアシスト」

等です。

ラグジュアリーSUV「GLS」を徹底解剖!

エンジンはディーゼルと2種類のV8ガソリンの3種類、グレードはAMGも含め4種類となります。

グレード エンジン スペック 価格
GLS 350 d 4MATIC 3.0リッター V型6気筒 ディーゼルターボ 258ps/3,400rpm

63.2kgm/1,600-2,400rpm

燃費:15.5km/L

\10,700,000
GLS 350 d 4MATIC スポーツ \11,900,000
GLS 550 4MATIC スポーツ 4.7リッター V型8気筒DOHC ツインターボ 455ps/5,250-5,500rpm

71.4kgm/1,800-3,500rpm

燃費:10.5km/L

\15,000,000
AMG GLS 63 4MATIC 5.5リッター V型8気筒DOHC ツインターボ 585ps/5,500rpm

77.5kgm/1,750-5,250rpm

燃費:10.0km/L

\19,000,000

トランスミッションはトルコン式の電子制御9速AT(9G-TRONIC)で、AMG GLS 63は専用の7速AT(AMGスピードシフトプラス)です。

ディーゼルモデルは右ハンドルですが、ガソリンモデルは左ハンドルのみとなります。

ディーゼルモデルでも2.5トンのボディを余裕で走らせるほどトルクは強大です。

軽快なハンドリングではありませんが、重厚でゆったりとした乗り心地は大型SUVの味でしょう。

室内は余裕ある空間で、ユーティリティーで困ることはありません。

フロントシートは頭上空間や肩回りの空間も広く、2列目シートは大人3人がゆったりと座る事ができます。

3列目シートは2人掛けですが、緊急用ではなく大人が座れる空間です。

ただしリアタイヤハウスの張り出しが大きく左右方向は窮屈感があります。

2列目シートは電動で折りたためるイージーエントリー機能を備えますが、アクセス性はよくありません。

ラゲッジは7名乗車で680L、最大で2,300Lにもなる大容量で、2列目は6:4分割、3列目も電動で個別に倒す事ができフラットな荷室になります。

グレード間の装備差は少なく、最上級モデルだけに標準装備のリストだけでも膨大です。

標準装備として、

  • 前席左右と後席の3ゾーンで調整できるオートエアコン
  • オーディオ/ナビゲーション機能付きCOMANDシステム
  • ETC2.0車載器やキーレスゴー
  • 電動ランバーサポート
  • メモリー機能付き本革シート
  • 前席シートヒーター
  • 電動チルト&テレスコピック機能

等です。

車内の間接照明を3色から選べるアンビエントライトが上質なムードを高め、前席のカップホルダーは底面が温度調整する仕掛けで、飲み物の保冷や保温をすることが可能など「おもてなし機能」も抜かりありません。

外装面では電動で自動開閉と開口角度の調整もできるテールゲート、挟み込み防止機能付きパノラミックスライディングサンルーフも標準装備され、さらに前席の乗降時にスリーポインテッドスターが足元に浮かび上がる「ブランドロゴプロジェクターライト」で特別感を演出します。

受注生産のGLS 350 d 4MATICを除くグレードの標準装備に以下のものがあります。

  • マイナスイオンを発生する空気清浄機(イオナイザー)
  • 14スピーカーのharman/kardonロジック7サラウンドサウンドシステム
  • ステンレスアクセル&ブレーキペダル
  • AMGスポーツシート
  • Mercedes-Benzロゴ付きブレーキキャリパー&ベンチレーテッドディスク

内装のマテリアルも上質で、ナッパレザーシートや本木目のインテリアトリムが採用されています。(GLS 350 d 4MATICを除く)

ベースモデルでも1,000万を超える価格は高額ですが、内外装の質感や充実した装備などはGLSと同価格帯のSクラス並みです。

最上級のラグジュアリーにプラスして、本格的な四輪駆動システムによる悪路走破性能、何でも積み込めるラゲッジ性能や7人乗りなどSクラスには無い機能と性能を持っています。

マルチパーパスなSクラスと考えれば買い得なモデルでしょう。

まとめ

7人乗りのプレムアムSUVとしては、アウディQ7、ボルボXC90、レクサスLXなどになりますが、オンロードでの重厚で快適な乗り心地や走行性能、クオリティや装備の面でもGLSはトップクラスです。

大柄なボディはオフロードなどの厳しい環境で高い信頼感を与えてくれるでしょう。

しかし日本の市街地では何かと気苦労が多くなります。

一方でゆとりがある室内や、規格外のラゲッジ容量は大型SUVならではの魅力です。

大きなボディでもラクに乗り回せるのであれば、特別な豪華さと安心感が味わえるモデルに違いありません。

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