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ポルテのドアの使いやすさは?赤ちゃんの乗せ降ろしも助手席スライドドアで楽々!

ポルテはミニバンでもコンパクトカーでもないトヨタの「プチバン」です。

1,700mm近いミニバン並みの全高とスライドドアを備えながらも、全長は4,000mm未満のコンパクトカーサイズのボディを持つクルマが「プチバン」にあたります。

ミニバンの室内空間とコンパクトカーの運転のしやすさを兼ね備え、最近ではスズキ・ソリオ、ホンダ・フリードなど人気があるジャンルです。

ポルテは運転席側には通常のヒンジ式ドア、助手席側には大型の電動スライドドア1枚だけという独特のボディを持っています。

「なんでスライドドア1枚だけ?」と不思議に思いますが、これは使い勝手にこだわって良く考えられた結果です。

この記事ではポルテについて紹介します。

ポルテってどんなクルマ?

現行モデルは2012年に2代目ポルテとしてデビューしました。

初代モデルでは運転席側はヒンジドアが1枚でしたが、後席にもドアを追加しています。

一番の特徴である助手席側の電動スライドドアはそのまま継続されました。

現行モデルからフロントマスクをシャープに変更した「スペイド」が姉妹車として追加されています。

※スペイド※

どちらも子育てファミリーがメインターゲットですが、ポルテは奥さんが子供を乗せて運転するケースを想定して女性向けの内外装を採用し、スペイドは男性ドライバー向けのキャラクター付けがされファミリー層以外に向けてもアピールしています。

全長3,995mm×全幅1,695mmのサイズはアクアと同じですが、全高は1,690mmもあります。

ルーフやウィンドウは真っ直ぐなラインで引かれた水平基調のデザインで、ミニバンの後部を切り取ったような形です。

細めのAピラーや大型の三角窓、ボディに取り付けたドアミラーなど運転席周りの視界にも気をつかっています。

丸みのあるヘッドランプや口を開けたようなグリルなど、フロントマスクは優しい印象を持ち、ボディカラーはオレンジマイカメタリックやチェリーパールクリスタルシャインなどのカラーを中心に8色から選べます。

インパネは独特で収納性スペースを優先し、家具やシステムキッチンのようなデザインで、ほぼ垂直なセンタークラスターにシフトセレクターとエアコンの操作ダイアルが縦に2つ並んでいます。

デジタル式のセンターメーターを採用して、運転席のステアリング奥も収納スペースです。

500ミリリットルの紙パックがぴったり入るホルダーと化粧ポーチや財布が入るトレイになっています。

標準のインテリアカラーはホワイト調の”フロマージュ”となり、インパネトレイやドアトリムにピンクの差し色が入ります。

女性向きのカラーリングですが、落ち着いたブラウン系の“プラム”も指定が可能です。

ポルテの性能や特徴

FFモデルは可変バルブタイミングを電動モーターで制御する「VVT-iE」を採用した1.5Lエンジンにアイドリングストップ機構を装備し、JC08モード22.2km/Lの燃費で「平成32年度燃費基準」を達成しています。4WDモデルは1世代前の1.5Lエンジンで燃費は16.0km/Lです。

ミッションは変速ショックの少ないSuper-CVT-iのみとなります。

タコメータの設定は無く、決して走りに重点を置いた車ではありませんが加速感はスムーズで安定感のある操縦性能です。

低重心設計とソフトなサスペンションのため乗り心地も良好で、ポルテのように大きな室内空間があると走行中のエンジン音だけでなく、こもり音なども気になってしまいます。

しかしボディ剛性も高く、防音材や遮音材が適切に配置されているため、静粛性も高いので気になる事は無いでしょう。

安全装備についてはレーザーレーダーと単眼カメラによる衝突回避システムの「プリクラッシュセーフティ」、道路上の白線を認識し車線逸脱を警告する「レーンディパーチャーアラート」、周囲の状況に合わせてハイビームとロービームを自動的に切り替える「オートマチックハイビーム」の3つの機能をセットにした「Toyota Safety Sense C」を標準装備しました。

先行車発進告知機能や緊急ブレーキシグナルも全車標準装備して安全面を強化しています。

ポルテのグレードと価格

※価格は全て税込※

  • X:177.8万円~193.7万円

標準グレードです。

  • F:182.8万円~198.0万円

撥水タイプ表皮&アームレスト付フロントシート、運転席シートバックティッシュポケット&買い物フックが追加されます。

  • Y:183.9万円~199.0万円

フロントシートがベンチシート(クッショントレイ&アームレスト付)へ変更です。

  • G:192.7万円~207.8万円
  1. オートエアコン(花粉除去モード付)&プッシュ式ヒーターコントロールパネル&ナノイー
  2. スーパーUVカット+IRカット機能付ガラス(フロントドア)
  3. 本革巻きステアリングホイール&シフトレバーノブ
  4. フロントセパレートシート(起毛タイプシート表皮、運転席:快適温熱シート、アームレスト付)
  5. 専用加飾センタークラスターパネル

など一気に装備が追加されます。

  • F“a la mode Trois”(アラモードトロワ):194.9万円~210.万円

Fグレードをベースに、ウォッシャブルカバーシートと天井トリムを水玉柄にしたポップな特別仕様車です。

ブラウン塗装のラジエターグリル、内外装のメッキ加飾、スマートエントリー&スーパーUVカットパッケージを標準で装備します。

ボディカラーはホワイト、チェリーパール、オレンジ、ベージュの4色です。

ポルテは小さくても使い勝手抜群!

全車標準で装備される助手席側の大開口ワイヤレス電動スライドドア(イージークローザー、挟み込み防止機能付)が抜群の乗降性を実現しています。

間口は1,020mm、室内高は1,380mmもあるため後席への移動だけでなく、運転席へもスムーズに移動が可能です。

両手に荷物を持ったまま乗り込む際に普通は後席ドアやバックドアを開け、荷物を入れてから運転席のドアを開けて乗り込みます。

しかしポルテの場合は助手席スライドドアを開け後部座席に荷物を置き、そのまま運転席に乗り込むことが可能です。

雨の日には傘をさしたまま乗り込むこともでき、ドアの横には傘を立てて置けるアンブレラホルダーもあります。

乗降性に貢献しているのが地上から300mmと低く段差のないステップでしょう。

ミニバンの400mm程度と比べても低く、子供や年配の方が安心して乗り降りできて、ベビーカーも楽に積み込めます。

インパネ周りだけでポケットやホルダー、フックなどが12ヵ所、前後シート周りでも6か所あり室内の収納も抜群です。

助手席アッパーボックスは収納の一番下にティッシュボックスを逆さにいれれば、下からペーパーが取り出せる仕組みになっています。

そのほかにも運転席シートバックにもティッシュが入れられるホルダーが付き、助手席を倒すと現れるテーブルは停車中の食事や休憩などに便利です。

変わった機能として左側のセンターピラーには子供の身長が測れる目盛りもついています。

助手席はシートベルトが内蔵され、着座モードで500mmテーブルモードでは700mm移動できます。

普通の車ではエアバックがあるため助手席へのチャイルドシート装着はできません。

ポルテは助手席を後部に下げればエアバックと干渉しないので、子供と話をしながらのドライブが可能です。

後席の足元はフラットで広く、大人が乗ってもひざ元にはこぶし3つほどの余裕があります。

シートバックは6:4分割で可倒でき、リグライニング機構付です。

座面を跳ね上げて固定することも可能で、観葉植物などの背の高い荷物の積載やスライドドアから26インチの自転車も後部座席のスペースに搭載ができます。

残念な点は電動スライドドアの開閉に約8秒かかるので、ちょっとした乗り降りでも普通の車より時間が必要です。

シートアレンジの場合も衝突安全を考えて頑丈に作られた助手席は重く、シートを倒すレバーやスライドも固いため移動には力を必要とします。

まとめ

ポルテの企画担当者は、「もう一つ部屋をプラスするつもりで、ポルテを買ってほしい」と言っています。

クッションの厚い前後シートや広々とした室内空間、豊富な収納など言葉通り移動する部屋のような仕上がりでしょう。

カタログでは実際の使い勝手が伝わりにくいですが、メインターゲットの子育て世代ファミリーが実車で確認すれば使い勝手の良さに感動するはずです。

一度愛車にして慣れてしまうと、あまりの便利さに他の車に乗れなくなるのではないかと思うほど、ポルテは細かいところまで気配りが行き届いています。

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