3度の飯よりクルマが好き!

低価格・低燃費・充実装備のステーションワゴン・フィールダー!新卒でも維持できる経済性も魅力?

カローラシリーズの中でステーションワゴンのボディを持つモデルがカローラフィールダーです。

トヨタのラインナップ唯一の5ナンバーワゴンで、国産のライバルもホンダ・シャトルのみになります。

オーソドッククスなセダンタイプのカローラアクシオに対して、カローラフィールダーはスポーティでアクティブなイメージのモデルです。

ガソリンエンジンに加えてトヨタ得意のハイブリッドも搭載されて話題になっています。

歴史あるカローラシリーズの伝統を受け継ぐ、カローラフィールダーの実力をチェックしてみましょう。

カローラフィールダーってどんなクルマ?

1982年に発売した4代目カローラにシリーズとして初めて乗用ワゴンモデルが追加されています。

2000年に発売された9代目カローラからワゴンモデルが「カローラフィールダー」となり、セダンタイプは「カローラアクシオ」のネーミングになりました。

カローラフィールダーとしては3代目になる現行モデルは2012年に発売。小型軽量化とコスト削減を目的に、アクアやヴィッツと同じプラットフォームが使われています。

2015年にはフロントマスクの大幅刷新や新ガソリンエンジンへの換装など、大規模なマイナーチェンジを実施しています。

前期型でユーザーから指摘のあった問題点を修正し、商品力をアップしています。

ボディサイズは全長4,400mm×全幅1,695mm×全高1,465mmで、セダンボディのカローラアクシオと同じサイズです。

デザインに若干寸詰まり感のあるアクシオに対し、フィールダーの方がバランスもよく伸びやかな印象があります。

MIRAIやオーリスにも似た大きなグリルと薄めのヘッドラップを採用したフロントマスクは精悍な印象です。

水平に長く伸びたルーフラインと、傾斜したバックドアでワゴンらしいサイドビューになっています。

リアランプもバックドアまで続く横長タイプに変更し、ロアガーニッシュも追加されてスポーティなリアビューです。

ステーションワゴンの一番の魅力は大きなラゲッジになり、フィールダーのラゲッジルームは荷室幅が1,510mm、後席使用時の容量が407L(トノカバー使用時)で、奥行きは970mmになります。

後席格納時は872Lで、奥行きは2,025mmにもなります。

リアタイヤのホイールハウスが少し大きめですが使いやすい荷室です。

トノカバーを外せば735mmまで高さのある荷物も積めますので、コンパクトカーや軽自動車と違って衝動買いをしても帰りを心配することはありません。

ラゲッジルーム下には前後2分割デッキボード&デッキアンダートレイもあり、外したトノカバーも収納できます。

後席は6:4分割で可倒できて、荷室側からもレバーを引くだけで倒せます。

ホイールベースが2,600mmあり、広い荷室だけでなくリアシートの居住性も良好です。

リアシートは8段階、最大16度までリクライニングが可能なので、センターアームレストと合わせてリラックスした姿勢で過ごすことができます。

インテリアはカローラアクシオと共通の為、使いやすさを追求したデザインです。

標準的なフロアシフトの配置やスイッチを操作しやすいように傾斜をつけたセンターコンソールなど、ベテランユーザーでも違和感が出ないように配慮されています。

室内のインパネやドアトリムなどはチープな感じはしませんが、価格相応な質感です。

ボディーカラーはカローラアクシオには設定の無い、スーパーレッドVやオレンジメタリックなどのスポーティなカラーを含め9色から選べますが、クールボルドーガラスフレークは“W×B”専用色となります。

カローラフィールダーの性能や特徴について

パワーユニットは以下の3種類です。

  • 1.5Lガソリン:162.6万円~224.1万円
  • 1.8Lガソリン:221.4万円~232.5万円
  • ハイブリッド:219.5万円~247.4万円

ハイブリッドと1.5Lガソリン車はグレード構成による装備内容がほぼ同じで、標準モデルは”HYBRID”と”1.5X”になります。

1.5L車の装備

ベースグレードの1.5Xを始め、

1.5G

  • LEDリアコンビネーションランプ
  • オートエアコン

1.5G AEROTOURER(エアロツアラー)

  • フォグランプ
  • ルーフアンテナ(シャークフィン)
  • ドットパターンフロントロアグリル
  • カラードサイドマッドガード
  • リヤロアガーニッシュ

1.5G”W×B”(ダブルバイビー)

  • Bi-Beam LEDヘッドランプ
  • アルミホイール
  • ホワイト色内装(オプション)

以上の4グレードから選べます。

1.8L車の装備

1.8S

  • Bi-Beam LEDヘッドランプ
  • スマートエントリー
  • 本革ステアリング

1.8S“W×B”(ダブルバイビー)

装備、エクステリアは1.5G”W×B”と同じです。

1.8Lガソリン車は2グレード構成になります。

1.5Lガソリン車のみの装備がある

1.5Lガソリン車のみ5速マニュアルミッション(“W×B”を除く)とアクティブトルクコントロール4WDが選択可能です。

安全装備の追加

マイナーチェンジで安全装備が拡充され、単眼カメラ&レーザーレーダー方式の衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームの3つの安全機能を実現する「トヨタ・セーフティー・センスC」を装備しています。

HYBRID、1.5Xはオプションですが、シフト操作時における急発進を抑制するドライブスタートコントロールや緊急ブレーキシグナル、ヒルスタートアシストコントロールも全車に標準装備されました。

ハイブリッド車とガソリン車があるけどどっちがいい?

豊富なバリエーションのカローラフィールダーですが、燃費やコストパフォーマンスのかハイブリッドと新型1.5Lガソリンエンジンのどちらかで悩むケースが多いはずです。

アクア譲りのハイブリッドシステムは1.5L+モーターで燃費は33.8km/Lになります。

1.5Lエンジンは、高圧縮比&アトキンソンサイクル、VVT-iE(モーター制御する可変バルブタイミング)、クールドEGR(排出ガス再循環)や低フリクション技術などを採用し、燃費は23.0km/Lです。

グレード別の装備はほぼ同一ですので売れ筋のHIBRID G(FF:229.8万円)と1.5G(FF:192.2万円)で、ランニングコストを含めたトータルコストで比較してみます。

HIBRID Gはエコカー減税100%+自動車グリーン税制75%、1.5Gはエコカー減税(重量税50% +取得税60%)+ 自動車グリーン税制50%で減税額は5万円ほどの差です。

下の表をご覧ください。

自動車重量税 自動車所得税 自動車グリーン税制(登録翌年度) 合計
HYBRID G 約22,500円 約57,400円 約25,500円 約105,400円
1.5G 約11,300円 約28,800円 約17,000円 約57,100円

車両の価格差37.6万円から減税差額を引くと32.7万円になります。

年間走行距離10,000km、ガソリン価格を130円/Lで計算すると1年間のガソリン代はHIBRID Gが3.85万円、1.5Gが5.65万円で燃料コストの差は1.8万円です。

燃料代だけで車両の価格差を取り返すには18年以上乗らなければなりません。

ガソリン価格やメンテナンスコストなどでも期間は変わりますが、新型1.5Lエンジンの省燃費性能が格段に向上しました。

その為ハイブリッドを選んだ場合、価格差を取り戻すには更に時間がかかります。

走行性はハイブリッドが有利

1.5Lガソリン車の最高出力は109ps、ハイブリッド車のシステム出力は100psですが2.0Lガソリン車並みのトルクがあるため、坂道や追越しなどでもハイブリッドの方が余裕のある走りができます。

高回転で若干ノイジーな1.5Lに対して、煩雑にエンジンが停止するハイブリッドは静粛性でも優位です。

バッテリーなどを積載するスペースが必要になりますが、カローラフィールダーはパッケージングを工夫して配置しています。

室内や荷室はガソリン車と全く同一のサイズになっていますので、ハイブリッドのデメリットは価格以外ありません。

大きく重い荷物を積んで長距離を走るケースも多いカローラフィールダーなら、多少のコスト高に目をつぶってもパワーに余裕のあるハイブリッドモデルがオススメです。

まとめ

ステーションワゴンは広い荷室による実用性だけでなく、アウトドアやフィッシングなどドライバーのライフスタイルを表現するツールでもあります。

カローラフィールダーは日本の道路で使いやすい5ナンバーサイズのステーションワゴンであるだけでなく、最新の技術を搭載し燃費にも優れた貴重な存在です。

1台でなんでも使える車を探しているのなら、カローラフィールダーは検討リストから外せません。

スポンサーリンク