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BMW 6シリーズのスペックと居住性を解説

BMW 6シリーズクーペは、大型で優雅な2ドアのボディを持つラグジュアリーなモデルです。

国内では大型2ドアクーペのニーズは少ないのですが、高級車ブランドにおいては実用性をあえて廃し、パーソナル感やスペシャリティを強調したクーペはイメージリーダーとして重要なポジションを担っています。

6シリーズクーペとしては3代目となる現行モデルは、2011年に国内発売を開始し、国産車には比較するモデルが無いプレミアムラグジュアリクーペとして注目を集める存在です。

BMWの高級車に対する哲学や、信念を濃密に感じ取る事ができる6シリーズクーペの魅力を徹底解説します。

BMW6シリーズはどんなクルマ?

全長4,895mm×全幅1,895mm×全高1,365mmの全長・全幅は堂々たるボディでありながら、全高が低くワイド&ローが際立つディメンジョンです。

フロントグリルはやや丸みを帯びたLEDヘッドランプと、トラディショナルなキドニーグリル、バンパー下部の大型エアインテークの組み合わせです。

仰々しいデザインで押し出し感を強調するデザインが多いなか、シンプルながらも伝統的な美しさを感じます。

サイドビューはBMWらしいロングホイールベースとショートオーバーハングで、安定感とスポーティーさが融合した造形です。

上に向かうにつれて絞り込まれたキャビンはコンパクトで、ウィンドウグラフィックスは優雅な弧を描きます。

リアフェンダーの張り出しとルーフラインが破綻なく合流し、リアエンドへとよどみなく流れるデザインは美しいオーラを放ち、うっとりするほどです。

リアビューは上下幅の狭いトランク部と、L型の薄いテールランプがワイド感を強調します。

ロケーションや見る角度に関係なく美しいエクステリアは、ボディサイズを惜しみなく、デザインのために使う大型クーペならではの贅沢な魅力です。

伝統的で正統派のクーペデザインながらも、先進技術も搭載されています。

安全装備はミリ波レーダーによる「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、「アクティブ・クルーズコントロール(スタート&ストップ機能付き)」が含まれる「ドライビングアシスト・プラス」車線逸脱を警告する「レーンチェンジ・ウォーニング」が標準装備です。

テレマティクスサービスはオペレーターによるカーナビゲーションシステムの目的地検索、スマートフォンでの車両の遠隔操作、万が一の際には自動的にSOSコールを行う「BMWコネクテッドドライブ・プレミアム」を標準採用しています。

室内の機能性や快適性は?

室内は広くて快適ではありませんが、乗り込んでクルマに包み込まれるような感覚はクーペならではの魅力です。

低くセットされたインパネとシートによって、前席のヘッドスペースには余裕があり、狭さは感じません。

ドライバーオリエンテッドな運転席は、スイッチやコントローラーは全て直感的に操作できる場所にある為、まさにコックピット感覚です。

センターコンソールの見やすい位置に10.2インチの高解像度ディスプレイがレイアウトされ、デジタル化されたマルチ・ディスプレイ・メーター(グレード別装備)と合わせて、ドライブに必要な情報を的確に見やすく表示します。

体にフィットするダコタレザーのパワーシートは標準装備され、アルミ、木目、レザーの高品質なパネルやトリム類が高級感を醸し出す快適な空間です。

さらにオプションでは、コニャック×ブラックなどバイカラーのナッパレザーシートや、インパネをツートンに彩るコントラストステッチとレザーフィニッシュダッシュボードも選択でき、さらにエクスクルーシブな雰囲気に変更できます。

走行性能に優れる高級車!

パワーユニットは2種類で駆動方式はFRのみです。

ダイレクト感のあるトルコン式8速ATと組み合わせられ、650iでは左ハンドルも選択できます。

※クーペの価格表※

グレード パワーユニット 価格
640iクーペ 3.0L直6DOHCツインパワー・ターボ 235kW(320ps) 450Nm(45.9kgm)

燃費:12.2km/L

\10,540,000
M Sport \11,350,000
650iクーペ 4.4L V8DOHCツインパワー・ターボ 330kW(450ps) 650Nm(66.3kgm)

燃費:9.6km/L

\13,570,000
M Sport \14,060,000

パワーユニットは強力でV8エンジンでは0-100km/hをわずか4.6 秒、直6エンジンでも5.3秒 で加速することが可能です。

ドライバーがハイパワーFRを自由自在に操れるよう、様々な最先端テクノロジーが採用されています。

ドライビング・パフォーマンス・コントロール

エンジンレスポンスやシフトタイミングを総合的に制御するドライビング・パフォーマンス・コントロールは「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ・プラス」で特性を変えられるほか、「ECO PRO」モードでは燃料消費を20%削減することが可能です。

インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング

前輪の切れ角を走行速度に応じて変化させるアクティブ・ステアリングに後輪のステアリング機能を追加し、低速時の最小回転半径の縮小と高速域の走行安定性を両立するインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングが装備されます。

スポーティーな走行性能でありながら、上下の跳ねや大きな突き上げを感じることは無く、キャラクターに合ったラグジュアリーな乗り心地です。

BMW6シリーズグランクーペ・カブリオレとの違いは?

6シリーズにはクーペの他、4ドアのグランクーペ、ソフトトップを装備したオープントップのカブリオレがあります。

グランクーペ

グランクーペはメルセデスベンツCLSやアウディA7スポーツバックといった4ドアクーペのヒットを受け、BMWが対抗馬として投入したモデルです。

クーペのホイールベースを115mm延長しルーフも20mm上げ、サッシレスドアのまま4ドア化しています。

リアシートはサイズを大型化し3人掛けとしていますが、センターには足元にコンソールがあり実質的には2人乗りです。

エクステリアはクーペの流麗さを引き継いでいるとはいえ、CLSのような外観のエグさは無く端正なセダンのイメージになります。

※6シリーズのラゲッジスペース※

パワーユニットや駆動系、装備はクーペと同一ですが、リアシートは64の分割可倒式となりトランク容量を460Lから最大1,265Lまで拡大する事ができます。

※グランクーペの価格表※

グレード パワーユニット 価格
640i グランクーペ 3.0L直6DOHCツインパワー・ターボ 235kW(320ps) 450Nm(45.9kgm)

燃費:12.4km/L

\10,890,000
M Sport \11,700,000
650i グランクーペ 4.4L V8DOHCツインパワー・ターボ 330kW(450ps) 650Nm(66.3kgm)

燃費:9.6km/L

\13,800,000
M Sport \14,290,000

カブリオレ

カブリオレはクーペのルーフを遮音性と断熱性に優れたソフトトップに変更し、オープン・エア・ドライビングを楽しめるモデルです。

スイッチ一つでソフトトップがトランクルーム内のボックスへ収納され、40km/h以下なら走行中でも開閉することができます。

2+2の座席レイアウトで、クーペでは固定式のリアサイドウィンドウ、リアウィンドウも電動で開閉可能です。

ロールオーバー事故を想定し、Aピラーなどボディは強化されています。

またリアシート後方にはセンサーで瞬時に飛び出すロールオーバー・バーが装備され安全対策は万全です。

オープン状態ではスリークでエレガントなスタイル、クローズではクーペと同じ美しいシルエットになります。

前席への風の巻き込みを防ぐウィンド・ディフレクターを後席に取り付ける事ができ、着脱式のため使用しない時にはトランクルームへコンパクトに収納が可能です。

オープン状態でもトランクルームは300Lの容量が確保されます。

その他の走行性能や装備などはクーペと同一です。

※カブリオレの価格表※

グレード パワーユニット 価格
640i カブリオレ 3.0L直6DOHCツインパワー・ターボ 235kW(320ps) 450Nm(45.9kgm)

燃費:11.6km/L

\11,550,000
M Sport \12,320,000
650i カブリオレ 4.4L V8DOHCツインパワー・ターボ 330kW(450ps) 650Nm(66.3kgm)

燃費:9.6km/L

\14,570,000
M Sport \15,020,000

まとめ

大型の2ドアクーペが持つ独特のオーラは、他のどんなボディタイプでも出すことはできません。

ジャガー、アストンマーチン、マセラティなど非日常を感じることができるクルマと同じく、6シリーズクーペもドライブする事で快楽を味わうクルマです。

スーパーカー並みの動力性能を持ちながら豪華な内装も愉しめ、パーソナルユースなら問題ない実用性を持つことが6シリーズクーペの真髄でしょう。

誰のためでもない自分のためだけに6シリーズクーペを購入できる人は、うらやましい限りです。

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