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メルセデスベンツBクラスは価格も安めでお買い得!?

メルセデスベンツBクラスは、ミニバンのようなスタイルを持った2列シート5人乗りのコンパクトハッチバックになります。

AクラスやCLAと同じFF(前輪駆動)で、居住性やユーティリティーを重視した点が特徴です。

アウディA1やBMW1シリーズなどプレミアムブランドのコンパクトカーが多く発売されていますが、多くは後席やラゲッジが狭くセカンドカー的な利用が中心になります。

コンパクトカーながら、1台で何でも済ませられる高い実用性を見せるBクラスの実力を解説します。

メルセデスベンツ・Bクラスはどんなクルマ?

初代Bクラスは2代目Aクラスのエンジンやパーツを流用して開発され、2005年にデビューしています。

中国をはじめとするアジア地域を中心に広いユーティリティーが好評となり、70万台以上が販売された人気モデルです。

現行モデルは2011年にモデルチェンジした2代目で、2015年に大幅なマイナーチェンジを受けた後期型となります。

現行Aクラス(W176)よりも先に開発され、メルセデスベンツの新世代FFプラットフォーム(MFA)の第1弾となるモデルです。

高めの車高、水平に近いルーフや大きいウィンドウエリアで、サイドビューはトヨタ・ウィッシュの様なロールーフミニバンに見えます。

リアハッチゲートも垂直に近く、リアコンビネーションライトなどもシンプルなデザインです。

アイライン風にLEDライトが入る切れ上がったヘッドライト、ボディサイドのプレスラインが数少ない特徴になります。

全体的に実用的で目立たないイメージで、グリルのスリーポインテッドスターだけがメルセデスベンツのファミリーであることを主張するエクステリアです。

インテリアはセンターコンソールに丸形のエアコン吹き出し口3つが並ぶ、Aクラスと同じ意匠になります。

ダッシュボードに後付け風に装着されるタブレット状の8インチディスプレイ、メーター類やステアリングコラムに取り付けられた変速レバーも同じです。

室内の高さがあるためダッシュボードパネルの面積が広がり、カジュアルなイメージが強調されています。

人間工学的に考えられていて機能的なインテリアですが、運転席や助手席周りの収納は少なめです。

パネルやトリムの材質やソフトパッドが多用された内装は、国産ミニバンよりも上質ですがCクラスほどの高級感はありません。

シートはファブリックが標準でレザーシートやパワーシートはオプションになります。

取り回しがラクなコンパクトカー!

ボディサイズは全長4,440mm×全幅1,785mm×全高1,545mmで、Aクラスよりも大きく全高も110mm高いディメンジョンです。

先代はEVやFCVなどへの展開を考慮してサンドイッチ構造のフロアを採用していましたが、通常の構造となった現行モデルでは、先代モデルより180mmフロアが下がっています。

足の運びが大変だった乗降性が格段に向上し、普通のクルマと同じように乗り降りが可能です。

日本向け仕様には20mm下げられたローダウンサスペンションが装着され、多くの立体駐車場が利用できる1,550mm以下に車高が抑えられています。

ただし最低地上高が105mmと低いので、大きめの段差や悪路などではボディ下部を擦りやすいので注意が必要です。

ドライバーズシートは見晴らしも良く、着座位置が高められた運転しやすいアップライトなポジションになります。

最小回転半径も5.2mと、街中やコインパーキングなど狭い場所での取り回し性でも困ることはありません。

Bクラス1番のセリングポイントは後席の居住性と積載性能になります。

リアシートの足元空間は広く、ヘッドスペースにも余裕がありCクラスを超える空間です。

またフロントシートが高められているため、後席の乗員はシート下に足先を入れる事ができます。

ラゲッジは後席利用時で488L、リアシートを倒せば1,547Lの大容量です。

バックレストは6:4の分割可倒機構付きで、荷物の量に合わせてアレンジできます。

リアゲートの開口部は広く、フロアはフラットでホイールの張り出し部も小さいため使いやすいラゲッジスペースです。

ベビーカーも余裕で積めるので、ファミリーでの旅行や友人とのキャンプなどでも大活躍してくれます。

価格も315万円と安めでお買い得!?

BクラスはFFの1.6リッターターボと2.0リッターターボの4MATIC(4WD)で、3グレード構成です。

グレード エンジン スペック 価格
B 180 1.6リッター 直列4気筒DOHC ターボ

122ps/5,000rpm・20.4kgm/1,250-4,000rpm

燃費・17.3km/L

\3,160,000
B 180 スポーツ \3,950,000
B 250 スポーツ 4MATIC 2.0リッター 直列4気筒DOHC ターボ

218ps/5,500rpm・35.7kgm/1,200-4,000rpm

燃費・14.1km/L

\5,050,000

ミッションはデュアルクラッチ式の7DCT(7G-DCT)で、継ぎ目のないスムーズな加速を行います。

ベーシックグレードの1.6リッターエンジンでも、常用回転域のトルクが太いため加速力は十分です。

2.0リッターエンジンは3.5リッタークラスのパワーがあり、アクセルを踏んだ時の加速力も機敏で、多人数乗車や高速を使っての長距離移動が多いユーザーに向いています。

ECOスタートアップ機能(アイドリングストップ)は標準で、ガソリンエンジン車としては燃費も頑張っていますが、燃料はプレミアムガソリン指定です。

エコカー減税もB 180で約\21,500B 250\7,500とミニマムになります。

ストロークが少ないローダウンサスペンションを装着していることもあり、乗り心地は固めです。

一方入念に作られたボディは剛性が高く、不快な突き上げ感やショックは少なく重厚な乗り味になります。

ハンドリングは機敏ではありませんがステアリングの精度は高く、ドイツ車らしいしっかりした走行安定性を備えているのです。

安全装備、パッケージオプション

衝突防止・被害軽減ブレーキのアクティブブレーキアシストは全車標準装備

  • レーダーによる死角からの接近を知らせる「ブラインドスポットアシスト」
  • 先行車追従式のクルーズコントロール「ディスタンスパイロット・ディストロニック」
  • 車線逸脱を警告する「レーンキープアシスト」
  • PRE-SAFE

上記の安全装備がセットになったレーダーセーフティパッケージ(\199,000)は全車オプションになります。

B 180\3,160,000という価格は、A180スタイル(\2,980,000)に次ぐ安い価格です。

エアコン、オーディオ機能付きCOMANDシステム、オートライト、アルミホイールなど必要最低限の装備は付くため、素のままでも使えないことはありません。

下表の装備はB 250では標準装備になりますが、1.6リッターモデルでは必要に応じパッケージオプションを選択することになります。

ベーシック パッケージ
  • アダプティブハイビームアシスト付LEDヘッドライト
  • 各ライトのLED化
  • プライバシーガラス
  • パーキングパイロット
  • 前席シートヒーター
  • キーレスゴー
  • コンビニエンスオープニング・クロージング機能など
\312,000 (B180スポーツはキーレスゴーを除き標準)
ベーシック パッケージプラス(ベーシックパッケージの装備含む)
  • 運転席メモリー付フルパワーシート
  • EASY-VARIO PLUS(後席リグライニング、シートスライド、2段階調整式ラゲッジボード)
  • 後席アームレスト&カップホルダー
  • 前席シートアンダーボックス
  • 左右独立調整式エアコンなど
B 180(\520,000)

B 180スポーツ(\312,000)

後席の利便性が格段に上がるVARIO PLUSは推奨オプションですが、B 180にベーシックパッケージプラスを装着しても\3,680,000です。

B 180スポーツやB 250に装着されるAMGラインのエアロパーツは装着されませんが、ファミリーカーとして使うには十分お買い得といえます。

まとめ

メルセデスベンツはBクラスを”コンパクト&プレミアムなスポーツツアラー”と呼んでいますが、スポーツツアラーとしては背が高くミニバンかハイトワゴンといったスタイルです。

古参のメルセデスベンツファンからは、居住空間や実用性に徹したFFBクラスは邪道に見えるかもしれませんが、クルマとしてはよくできたモデルでしょう。

日本の道路事情や日本人のクルマの使い方にフィットしたサイズや機能は、Aクラスを上回る人気に表れています。

国産車の中でも埋没してしまいそうな地味で平凡なスタイリングでも、スリーポインテッドスターとメルセデスクオリティが欲しいのであれば、購入しても後悔のないモデルです。 

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