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エンジンで失敗しない、ヴェルファイア選び!グレードごとに走りが違うのか?

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トヨタのヴェルファイアは2008年5月にアルファードのモデルチェンジに伴い、ネッツ店向けに新しくラインアップされたハイクラスミニバンです。

それまで販売されていたアルファードVの実質的な後継車種となっており、高級ミニバンとして若者に人気を博していたアルファードを、さらにアグレッシブに仕上げたモデルとなっています。

2015年1月には姉妹車のアルファードとともにフルモデルチェンジされました。それまでのファミリーミニバン路線を弟分のエスクァイアへ譲り、高級ミニバンとしての舵を切ったヴェルファイアは本当に高級ミニバンとしての格を備えているのでしょうか?

貫禄のアルファードor若さのヴェルファイア

高級感や上品さを前面に押し出すアルファードに対し、ヴェルファイアはファッショナブルでちょいワルをイメージさせるデザインとなっています。アウトローをイメージさせ悪っぽいキャラクター付けをすることで、紳士的な雰囲気をまとう兄弟車との差別化がきちんとなされています。

ノアよりヴォクシー、アルファードにヴェルファイアのほうがよく売れていることからも、ちょっとやんちゃなデザインは幅広い世代に好評のようです。

自動車としてどちらも魅力的な2台ですが、ここでは人気のヴェルファイアについて詳しく紹介したいと思います。

直線取り入れて、風格を増したエクステリア

ヴェルファイアの最大の特徴であろうフロントは、旧モデルと比較すると直線を多用したスクウェアデザインに変更されています。

トヨタの若者向けモデルは最近まで下品と言われており、一部では純正ヤンキー仕様とまで言われることも。その頃と比べると、大人がスーツで乗っても恥ずかしくない、品格のあるデザインに仕上がっています。

エアロモデルのカッチリ決まったエッジは、仕立ての良いスーツの雰囲気さえ感じられます。高級路線の舵切りがデザインにはっきり現れていますね。

もちろん3ナンバーミニバンとして正面から見た時の迫力は圧巻です。2段式のヘッドライトも先代と比べシャープに仕上がっていることで、精悍な顔つきにになっています。

ラグジュアリーモデルのヴェルファイアだからこそ、フロントライトのシャープさが雰囲気に大きく影響しますからね。

エンジングレードは3種類、オススメは3.5L

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ヴェルファイアの心臓は、2.5Lと3.5Lエンジンの2種類と、2.5L+ハイブリッドの合計3種類が用意されています。

最大152馬力を発生させる直列4気筒2.5リッターエンジンは、カムリに搭載されているエンジンと同じものです。

カリムは1.5トンの車重を引っ張るためにハイブリッドシステムを搭載してパワーを確保しています。

1.5トンのカムリでさえハイブリッドを搭載しているのに、2トンを超えるヴェルファイアに2.5リッターエンジンのみでは、車格に対してアンダーパワーと言ってもいいでしょう。

もちろん2.5リッターでも日常使いには問題はありませんが、2トンを超える車体を引っ張るには少し力不足感が否めません。高速道路や山道の上り坂で高級車らしからぬ悲鳴がエンジンから聞こえてくるのが容易に想像できます。

予算が許すなら、ハイブリッドか3.5リッターでしょう。

3.5リッターはハイオク仕様ですが、自然吸気で280馬力をはじき出すV6エンジンです。

このエンジン、レクサスRXシリーズ、ロータス・エキシージといった高級車やリアルスポーツカーにも搭載される、高級車の名に恥じない心臓といえます。

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また、トヨタの代名詞ハイブリッドモデルは4輪すべてを電子制御で駆動させるAWDを全グレード標準装備。

本来燃費の悪い4WDであるにも関わらず、カタログ燃費18.4km/Lとサイズに見合わない低燃費性能を誇っているのが最大の魅力です。

ここまで2.5Lをけなすようなことばかり書きました。2.5Lエンジンの名誉のために言えば、小型な分静穏性に優れ、CVT-iの最適なセッティングにより、燃費性能は3.5Lモデルよりも優れています。

当然2.5リッターモデルの方が車両価格が安く、お財布に優しい仕様になっていますね。ハイオクとレギュラーガソリンの価格差を考えたら、ランニングコストの差はさらに広がります。

ハイブリッドはAWD標準装備で安定性抜群

低燃費で、環境にも優しいハイブリッドモデルは、先ほども触れたように4輪が独立して駆動するAWDを全モデル標準搭載しています。

このAWDは普段前輪で走行し、路面状況に応じて4WDに自動的に切り替わることで、乗り心地を損なわず高い安定性を発揮します。

本来4輪駆動モデルは、高燃費が相場ですがヴェルファイア・ハイブリッドは18km/Lを超える低燃費でエコカー減税対象車にもなっており、最大で246,800円の減税を受けられます。

そのぶん価格は高くなりますが低燃費、AWDによるトラクションコントロールで道路をスーッと進むなめらかな加速と、その走りからは想像できない高い静寂性はヴェルファイアが高級車として目指した姿といえるでしょう。

まるで走るリビング

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旧モデルからヴェルファイアの室内を見て、広さと雰囲気にリビングルームと呼ぶ人がいます。

トヨタもそれを意識してか、モデルチェンジで室内をさらにリビングやラウンジのような雰囲気ある空間に仕上げました。純正装備で調光可能なLED照明を設置し、最上級グレードには各席に読書灯が配置されいるので、リビングというよりさながら飛行機のファーストクラスのようです。

7人乗りモデルの座席はまるでソファーですね。大人三人の同乗者が足を伸ばしてリラックスできる、「大人3人リラックスモード」は高速バスよりも快適に過ごせる空間になっています。

そこに販売店オプションである11型後席ディスプレイ V11T-R62Cを装着すれば後席は映画館ですが、あえて私はiPadのセルラーモデルを取り付けてHuluを視聴することをオススメします。

エンジンを切ってもバッテリーを無駄に消費しませんし、クルマから持ち出して地図やナビ代わりになりますから、お出かけのお供にもぴったりです。

子どももお気に入りのアプリや動画を見ることができるので、単純なテレビよりもずっと楽しいドライブができることでしょう。

高級車だから当然高価

高級車だから当たり前ですが、その値段は弟分のエスクァイアやヴォクシーよりずっと高額です。ヴェルファイアはカテゴリーは大衆車ですが、グレードによってはレクサスよりも高額な高級車になります。

約320万~約704万と広い価格帯でグレードを選ぶことができますが、ハイブリッドモデルを基準にするとナビ・オプション込みで最低でも6~700万円の予算はほしいところ。

最高級ミニバンとして日産エルグランドというライバルが存在していますが、どちらもVIPモデルということで、相見積もりで競わせても値引きを渋られる可能性が高いですね。

ですが販売網がネッツということで大衆ディーラーで販売台数のノルマがキツいことから、タイミングを合わせれば値引きがまったく不可能ということはありません。

エルグランドだけでなく、レクサスやBMWなど高級車ブランドと競わせるて根気強く交渉すれば、思わぬ値引きが飛び出すかも?

値引きは苦しい駆け引きになると思いますが、根負けせずに粘り強く交渉してみてください。

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