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PHVとHVの違い!新型プリウスPHVの値引きはあるの?補助金は?

phv

最近よく耳にするPHVとは一体どのようなシステムなのでしょうか?

PHVはプラグインハイブリッドの略で、ハイブリッド車と電気自動車の中間に位置します。

トヨタのプリウスやアクアの大ヒットにより、各自動車メーカーは次世代エコカーの開発に力を入れています。

環境にも優しく低燃費であることから、購入を検討している人もいるでしょう。

2012年にプリウスPHVが一般発売され、2016年内に新型プリウスPHVが発売される予定です。

他に有名なのが三菱のアウトランダーPHEV、呼び名こそ違いますがPHVと同じものになります。

しかしハイブリッド車等のエコカーは同クラスのガソリン車と比較すると高額で、しっかりとリサーチしなければ結果的に損をすることもなります。

しっかり検討してから購入をしましょう!

PHVとHV(ハイブリッド)は何が違うのか

ではPHVとHVは一体何が違うのでしょうか?

違いをまとめてみました。

家庭用電源で充電できる

従来のハイブリッドシステムのバッテリー充電は、ガソリンを燃焼または回生ブレーキによるエネルギー回収の二択しかありません。

それに対しPHVは一般家庭の電源100V、200Vでの充電が可能です。

EVモードでの走行距離が長い

PHVとHVでは、バッテリーによる走行距離に大きな違いがあります。

HV車は2~3km程度しか走れませんが、PHVは10倍以上の距離を無充電で走れるのです。

PHVなら日々の買い物や、近い距離での通勤ならばガソリンを全く使用しません。

バッテリーの違い

HV車は主にニッケル水素バッテリーを、PHVはリチウムイオンバッテリーを使用しています。

最近はHV車にも積まれているので、目立った違いにならなくなりました。

リチウムイオンバッテリーの利点は

  • 充電量が多い

ニッケル水素バッテリーと同じ体積・重量で2~3倍優れています。

  • 電圧が高い

2~3倍も電圧が高いので、ニッケル水素バッテリーに比べると3分の1程度の電池使用で済むのです。

  • 小型軽量にできる

以上の事から性能を確保しつつコンパクトに積むことが出来ます。

環境にも優しいが

ガソリンをほとんど使わないのはコスト削減に繋がるだけではなく、二酸化炭素(CO2)の排出削減にも大きく貢献するものです。

ですが家庭用電源を使用するという事は、電気会社が発電する為に火力発電所などを稼働させなければなりません。

発電する為には燃料が必要なわけですから、カーボン0とはいえないでしょうね。

しかし同じ量のガソリンを燃焼させるのと比べたら環境に優しいことに間違いありません。

プリウスPHVを購入すると補助が受けれる

PHVの購入にあたっては優遇税制や補助金支給の対象です。

エコカーに関しては自動車税・軽自動車税は75%軽減され、自動車取得税と自動車重量税には全額が免除されるのです。

それに加えて、最大250,000円のCEV補助金(クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金)が支給されます。

今回新型プリウスPHVの販売価格が公表されていない為、現行型プリウスPHVのSタイプで算出しました。

これらの優遇措置を利用すると

税金項目 減税額
自動車取得税 約77,100円
自動車重量税 約22,500円
自動車税 29,500円

以上のようになります。

250,000円の補助金を合わせると優遇や補助のないケースと比較して、総額379,100円も得をするのです。

地方自治体独自の補助制度がある

CEV補助金は、経済産業省から支給されるのですが、政府だけでなく地方自治体でも独自の補助制度があリます。

各自治体によって違いますが、概ね購入時に数万円~10万円を補助してくれるケースが多いようです。

ただし補助金は自治体ごとに期限があるため、購入を考えている方は、お住まいの自治体まで問い合わせてください。

プリウスPHVは燃費で購入代金を回収できるのか?

新型プリウスと新型プリウスPHVではどちらがお得なのか比較してみましょう。

プリウスPHVは、カタログ上では電気モーターだけで60Km走れます。

電気料金は地域や電力会社によって多少の差はありますが、今回は東京電力の電気料金を参考にしました。

安い深夜料金とプランを使用すると、充電にかかるコストは1kWh/23円です。

プリウスPHVはバッテリーの最大容量が8.8kWhなので、一回のフル充電で202円になります。

202円で60km走れるとすれば、1Kmあたりのコストは約3.4円です。

対してプリウスのカタログ燃費は(中間グレードのSとします。)リッター37.2km、ガソリン価格が120円の場合、1Kmあたり3.2円ですので0.2円の差が生じます。

往復20kmの距離を週5日走ると仮定した場合、月間走行距離は400kmになりますが、この距離をPHVでガソリンを一切消費しないで走ると電気料金は1333円。

プリウスの場合1280円のガソリン代がかかります。

1ヵ月あたりの差額は53円、年間なら636円と新型プリウスの燃費が勝っていて、プリウスPHVはランニングコストで劣っているのです。

ルーフを太陽光パネルに変更するオプションも用意されます。しかし太陽発電を取り入れても、コスト回収をするのは難しいでしょう。

ですが、発電により会社の駐車場でも無駄なく、バッテリーの充電が出来るのでEVモードの航続距離を最大限に伸ばすことができるでしょう。

プリウスPHVを単純な節約で購入するとその効果は少々疑問です。

しかし環境面を最優先に考える人には、次世代の優れたグリーン車両として購入検討に値するだといえるでしょう。

プリウスPHVのメリットとデメリット

プリウスPHVのメリットを整理します。

  • ガソリンを全く消費せず走れるので、環境に優しいクルマ。
  • CEV補助金や税金の大幅減免など、購入時の優遇制度が破格。
  • 家庭用電源で充電できる上、充電は家計への負担も少ない。
  • 急速充電にも対応。
  • ソーラー充電システムでの充電も出来る。
  • バッテリーに蓄えた電力を利用し、家電などを使える。
  • 災害時などで大規模停電がおこった時も、非常用電源として使用できる。

このように、従来のハイブリッド車とは違う魅力があります。

先代モデルにはなかった急速充電にも対応したので、旅先のEV充電ステーションを利用する事が出来るようになりました。

災害時の緊急電源にもなる

東日本大震災や最近では熊本の震災で、停電した被災地でPHVが緊急電源として活躍しました。

大規模な災害が起こると長時間の停電に悩まされます。電力に関しては大地震後、数日以内に供給が再開されることが多いのですが送電線の切断などで思うように給電されないことも起こりえます。

電力がないと動かない自宅の空調なども、PHVなら動かすことが可能なため、災害後の暑さや寒さによる健康リスクの回避にもなります。

PHVで自宅の電力もまかなえる安心感は、普通の車では得られないPHVのメリットです。

プリウスPHVのデメリット

プリウスPHVのデメリットはバッテリー走行距離が60Kmと、電気自動車に比べて物足りない点です。

現行型の26.4kmに比べれば優れていますが、長距離を電気だけで走るのはまだ難しそうです。

しかし家庭用200V電源でも2.5時間、パーキングエリアなどに設置されているCHAdeMO規格の急速充電器なら、80%充電に20分と充電時間も大幅に短縮されています。

特に急速充電器なら、トイレ休憩や食事中に充電が可能なので積極的に利用することで長距離ドライブのガソリン費用を大幅に削減することができるでしょうね。

プリウスPHVの値引き

ハイブリッドカーの普及に大きく貢献したのは、トヨタのプリウスだと断言できます。

1997年に登場したプリウスはモデルチェンジのたびに進化を続け、2012年トヨタ初のプラグイン・ハイブリッド車のプリウスPHVを生み出しました。

発売当初のプリウスPHVは価格は高く、EV走行時の走行距離も26.4kmと短いと不人気でした。

売れ行きが悪かったため、何度も値下げが発表されて販売が続いていたのです。

ですが新型プリウスPHVが2016年秋に登場します。

これは従来のZVW30型プリウスではなくZVW50型プリウスをベースにしたもので、走行性能が格段に進歩し、最高速も100km/hから135km/hにアップしています。

フル充電でのモーター走行距離も26.4kmから60kmと大幅に向上。

技術革新により、充電ステーションでの急速充電も可能になり、急速充電時には約20分で80%の充電が可能になりました。つまり現行型プリウスPHVの短所を全て克服したモデルなのです。

発売当初は厳しい値引き

多くの最新技術を投入されたプリウスPHVは、国や自治体からも補助金が支給されるため値引きはかなり厳しいものとなるでしょう。

販売店もPHVが欲しい人にだけ売る姿勢なので、値引きを要求しても相手にしてもらえない可能性が高いですね。

節約目的ではなく、環境意識の高い人向けのクルマなので、値引きがほしい場合はHVモデルのプリウスを狙ってください。補助金はありませんが、車両価格も安く値引きもPHVより期待できるでしょう。

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