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ルノーのクロスオーバーSUV、キャプチャーの魅力を解説!

北米ではラージSUVが大ブームですが、欧州では2010年に発売された日産・ジュークの大ヒットでコンパクトなクロスオーバーSUVが売れています。

急伸するこのクラスにルノーが送り込んだのがキャプチャーです。

コンパクトハッチバックのルーテシアをベースに開発され、2013年に欧州で発売開始、日本には2014年から導入されています。

コンパクトSUVではハッチバックを上回る実用性や走行性能を持ちながらも、個性的なスタイリングを持つモデルがトレンドです。

ミニクロスオーバーやプジョー2008など競合がひしめく欧州で、ジュークに続くヒットとなったキャプチャーの魅力を解説します。

キャプチャーとはどんなクルマ?

ベースとなったルーテシアよりも全長と全幅で30mm拡大され、全長4,125mm×全幅1,780mm×全高1,565mmで、ホンダ・ヴェゼルに近いボディサイズです。

大径タイヤを履くため最低地上高も200mmあり、ちょっとした悪路や轍でも気にせず走れます。

パワーユニットは直列4気筒1.2リッター直噴ターボのダウンサイジングエンジンで、スペックは118ps/5,000rpm、20.9kgm/2,000rpmです。

スタート&ストップ機構(アイドリングストップ)、ECOモード、ラジエター前のフラップを開閉して空気抵抗を削減するコントロールドフラップなどを採用し、17.2km/L(JC08モード)の低燃費をマークします。

ミッションは効率がよく、シームレスな変速を行うゲトラグ製のデュアルクラッチ式ATの6速EDC(エフィシェントデュアルクラッチ)で、駆動方式はFFのみです。

1.2リッターながらも、2.0リッターエンジン並みのトルクフルなエンジンで1.2トンのボディを楽々と走らせます。

軽快な吹け上がりや鋭いアクセルレスポンスはありませんが、低回転でゆったりと走るのに向いた実用的な動力性能です。

インテリアはナビゲーションのディスプレイをインストールできるセンターコンソールから、飛行機の翼のようにダッシュボードが広がるデザインになります。

メーターは花びらや蝶の羽のようなデザインで、ステアリングはルーテシアと同じです。

エアコン吹き出し口周辺などのピアノブラック調の加飾パネルがイメージを引き締めていますが、全体的にプラスチック感が高くライバルよりも質感は劣ります。

ルノー独自のカードキーはドア施錠ボタンが使用できるようになり、センターコンソール下のスロットに差し込むことでエンジンの始動が可能です。

ドライバーズシートは着座位置も高くアップライトなポジションですが、ステアリングのチルトやテレスコピック機能、シートリフターの調整幅が広いので、小柄な女性でも最適なポジションで運転できます。

キャプチャーの魅力を解説!

大胆なエクステリアはキャプチャーの大きな魅力です。

切れ長の大型ヘッドライト、グリルには大型化したルノーのエンブレムが配され、丸みを帯びたフロントフェイスが親しみを感じさせます。

後席の居住性に配慮しルーフは水平に近く、ハッチゲートの傾斜も少なめです。

ボディサイドは大きくうねるプレスラインが有機的で、ボディ下部には大きなクサビ上のブラックのパネルが装着されています。

このパネルがサイドビューの厚みを薄く感じさせ、ウェッジの効いたウィンドウグラフィックスとの組み合わせは、ダイナミックかつスタイリッシュです。

大径タイヤと前後のオーバーフェンダーが、SUVらしい踏ん張り感を強調し、実用性とデザイン性が高いレベルでバランスしています。

フランス車らしい乗り心地や、運転の楽しさも魅力です。

サスペンション形式はフロントがマクファーソンストラット、リアはトーションビームで通常のコイルスプリングを採用しています。

柔らかめの足回りですが腰があり、ダンパーのストロークを使うセッティングです。

コーナリングでもロールはしますが、フラフラせずスムーズに走れます。

電動パワーステアリングは軽めで取り回しがよく、高速道路での直進暗転性も高いです。。

ただしルーテシアやメガーヌのような粘りのある柔らかさではなく、フラットですがやや固めの乗り心地です。

アクセルやブレーキ、ステアリングに過度なレスポンスはありませんが、ドライバーの操作に対するクルマの素直な反応は運転が楽しくなります。

市販車とは思えない大胆なエクステリアデザインながらも、室内は広く使いやすい空間です。

FFモデルのみということもあり、リヤシートのフロアはフラットで左右に移動しやすく、大人の3人掛けも普通にできます。

ダッシュボードを前に出すなどパッケージングを工夫することで、後席のニースペースもルーテシアから75mm拡大し、くつろげる空間です。

シートの見た目は平板ですがクッションは厚く、後席用のベンチレーションダクトも装備されます。

また160mmのスライド機構が付いているので、後席にチャイルドシートを付けて前に出せば、前席から手の届くところに子供を座らせることが可能です。

ラゲッジは開口部が大きく2段階で高さを変えられる耐荷重120kgのラゲッジボードが付き、上段で377L、後席を前に出せば477Lの容量となります。

6:4分割可倒式の後席をすべて倒せば最大で1,235Lとなり、シートスライド機構と合わせてさまざまなレイアウトが可能です。

ファミリーユースやアウトドアなどのレジャーでも、十分に実用的なユーティリティー性能です。

オススメのグレードとオプションはコレ!

グレードはベースグレードのZEN(ゼン:\2,569,000)と上級グレードのINTENS(インテンス:\2,672,000)の2グレード構成です。

共通する装備は、

  • 防塵フィルター付きオートエアコン
  • ヒルスタートアシスト
  • バックソナー
  • オートライト
  • 雨滴感応式オートワイパー
  • リアスポイラー
  • リモコンドアロック
  • アルミホイール

などで、オーディオ、ナビゲーションはオプションになります。

オススメグレードはINTENS

ベースグレードのゼンでも、シンプルでルノーらしい実用車の雰囲気が愉しめますが、オススメグレードはインテンスです。

ゼンのボディカラーはブルーとホワイト、イメージカラーでもあるオレンジの単色ですが、インテンスでは2トーンカラーが標準になります。

ブラックのルーフはベージュとホワイト、アイボリーのルーフにはオレンジ、ブルー、ベージュとなり、組み合わせは5通りです。

特徴的なエクステリアには、オランジュ ルシヨン(オレンジ)などのポップなカラーと、Cピラーでセンス良く塗り分けられるアイボリーのルーフのコントラストが良く似合います。

インテリアでは取り外し式のジップシートクロスが専用装備です。

お洒落なデザインに加えて、ジッパーでシートクロスを取り外す事ができ、汚れたら5回まで洗濯もできます。

オプションでデザインやカラーリングの異なるクロスのみを購入し、インテリアのイメージを変更することも可能です。

シートクロス表皮はヴィヴィッドなカラーのウェットスーツ風のPVCや、シックなイメージのレザーパンチングなども選べます。

フロントの収納付きセンターアームレストはオプションですが、パッド部分のカバーは交換式です。

シートクロスと合わせたカラーが準備され、インテリアをトータルでコーディネートできます。フロントシート背後にはゴムのコードが張られ、シートバックポケット代わりに使用可能です。

その他にもプライバシーガラスとリアカメラ(カメラのみ)が装着され、16インチのアルミホイールが17インチのブラックタイプに変更されます。

インテンスはセンスアップした内外装や装備などが、\103,000差で手に入る非常にお得な価格設定です。

まとめ

少し地味な印象のあるリアスタイルを除けば独創的なエクステリアで、2トーンカラーならより一層キャプチャーの個性は際立ちます。

日常使いでも取り回しやすく、運転しやすいボディサイズや操縦性能、コンパクトSUVの平均以上のユーティリティーなど国産ライバルとも十分戦えるモデルです。

FFとしては若干高めの価格ですが、お洒落なデザインの輸入車としてはお手頃な価格といえるでしょう。

残念な恬として、レーダーやカメラなどによるエマージェンシーブレーキなどの先進安全装備が準備されていない事と、プレミアムガソリン指定になることです。

その点を差し引いても、気持ちが上がるエクステリアと圧倒的な積載能力が両立したキャラクターは国産車には無いキャプチャー独自の魅力になります。

ファミリーでも、アウトドア好きなカップルでも楽しく使えるクルマが欲しいならピッタリのモデルです。

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