3度の飯よりクルマが好き!

日本導入の新型ハイラックスピックアップ!値引き額・評価は?

日本のピックアップトラックの代名詞ともいえるのが、ハイラックスです。

1968年に初代が発売された歴史あるモデルで、ピックアップトラックの人気が高い中東や東南アジアでは現在でも多くの台数が販売されています。

国内では6代目ハイラックスが2004年をもって絶版になっていますが、2017年9月中旬にタイからの輸入という形で再販される予定です。

国内では13年ぶりの復活となるハイラックスは、リバイバルヒットとなるでしょうか?

ハイラックスピックアップの評判は?

ピックアップトラックはボンネットと乗用車並みのキャビンを持ちながら、後部が開放型の荷台となっているモデルです。

今回導入されるハイラックスは、キャビンが4ドア5人乗りとなるダブルキャブのみとなります。

キャビンが2ドア2~3人乗りとなるシングルキャブと比較して、ダブルキャブは荷台が短く積載性では劣ります。

それでも荷台長は1,555mm、荷台幅は1,540mmもあるので、大抵のものは汚れを気にせず積み込めます。乗用車のモノコックボディをベースとするSUVとは決定的に異なるのが、梯子状のラダーフレームを採用した頑強なボディです。

 

サスペンション取り付け部の強度が高いため、悪路で足回りをヒットしても簡単に走行不能にはなりません。

4WDも後輪駆動ベースのパートタイム方式で、クロスカントリー走行やスタックに強い駆動方式です。

頑強なボディと駆動力の高い4WDシステムのおかげで、トーイング(けん引)性能は3,500kg(海外仕様)もあります。

750kg以上のトーイングにはけん引免許が必要になりますが、大型のキャンピングトレーラーやボートトレーラーなどのヘッド車としてはピッタリです。

これまで累計1,600万台以上、世界180以上の国や地域で販売されてきたハイラックスだけに、タフさでは兄貴分のランクルシリーズにも負けていません。

エクステリアについて

トラックだけに商用車然としたエクステリアを想像しますが、フロントは水平基調のグリルとヘッドライトが精悍で、リアのホイールフレアも力強く張り出し躍動感があります。

ランクルシリーズよりもスポーティーさがあり、エモーショナルなデザインです。

上級グレードにはLEDヘッドランプ、グリルやミラーにメッキパーツが用いられ17インチのアルミホイールも装着されます。

ボディサイズは全長5,335mm×全幅1,855mm×全高1,820mm、トラックだけにランクルプラド(4,760mm×1,885mm×1,850mm)よりも大幅に長く5mを超えますが、その他は一回り小さいサイズになるので取り回しでも困ることはないでしょう。

国内ではあまり見かけないピックアップトラックの存在感もあり、ハイラックスは目立つこと間違いなしです。

TRDからもアンダーカバーやサイドステップ、ロールバーなどのオプションパーツも販売される予定で、ワイルドでタフなイメージを高めることもできそうです。

インテリアについて

インテリアも、商用車のチープなイメージは全くありません。

ブラックを基調とした室内はフルトリム化され、上質なファブリックシートや自発光式メーターなど普通車並みの装備も準備されます。

シンプルで豪華さはありませんが、機能的でトヨタらしいデザインのダッシュボードでナビゲーションも内蔵可能です。

リアシートは3人掛けで、カップホルダー内蔵のセンターアームレストが付きます。

座面を跳ね上げる事ができるチップアップ機能で、室内にも荷物を積むことが可能です。

上級グレードにはフルオートエアコンやスマートエントリー、オートライトなども装備されています。

乗っている限りは、トラックであるとは思わないでしょう。

気になる燃費と維持費

エンジンは、2.4L直列4気筒ディーゼルターボのみです。

スペックは150ps/40.8kgf・mで、ミッションは6速ATのみになります。

2トン程ある車重に対して十分なトルクがあり、非力さを感じることは無いはずです。

燃費は11.8km/Lとなる見通しで、重量級4WD車としては良い方になります。

2014年に再販されたランクル70ピックアップ(4.0LガソリンV6エンジン)が6.6km/Lだったことを考えれば、軽油の安さもあるので燃料代は思ったほどかからないでしょう。

全長5mを超えるトラックのため登録は普通貨物自動車、1ナンバーになります。

車検が1年になるのが煩わしく車検費用も掛かりますが、重量税は9,900円/年(車重2.5トン以下の場合)自賠責保険は23,970円/年と3ナンバーよりも割安になります。

さらに自動車税は16,000円/年と格安で、車検費用を含めた2年間の試算でも3ナンバーより8~9万程度安くなるはずです。

気を付けたいのは、高速料金です。ハイラックスは4トントラックと同じ中型貨物になるので、普通車料金の15~20%増しの料金になります。

首都高は普通車と同額ですが、その他の高速道路での移動が多い方は注意しましょう。また任意保険も、価格の安いネット通販型では加入できない場合が多くなります。

将来の下取り価格は期待できるのか?

国内で流通しているハイラックスは10年以上経過した1988年発売の5代目、1997年発売の6代目が中心となりますが、下取り価格は高値安定です。

耐久性が高く、20万キロ以上走行した車両でもトラブルは少ないため、確実に値が付きます。

ピックアップトラックは開放型の荷台になりますが、雨や雪の多い国内では荷台の荷物が濡れるため、一般のユーザーからは敬遠されがちです。

一方でマリンスポーツやアウトドアレジャーなどでは、荷室の汚れを気にすることなく積み込める荷台は便利に使えます。

キャビンが荷物と完全に分離しているので、匂いや湿気が室内にこもることもありません。

こうしたニーズに応えたくても国産にはピックアップトラックの現行モデルが無かったため、ハイラックスの下取りは高値安定が続いていました。

今回限定販売ではなくカタログモデルとして導入されることで、中古市場は下落する可能性もあります。

ただしハイラックスには商用ニーズや海外輸出も含めて根強い需要があるので、リセールバリューはトップクラスと考えてよいでしょう。

ハイラックスピックアップの値引き方法

ハイラックスの価格は、自動ブレーキなどの安全装備や内外装のメッキパーツ、アルミホイールが追加される華グレードのZグレードが380~390万円、マニュアルエアコンやスチールホイールとなる廉価グレードのXグレードが320万円程度となる予定です。

ピックアップトラックは国産ではハイラックスが唯一となりますので、競合車をぶつける値引きのセオリーは効果が薄くなります。

直接のライバルではありませんが、ランドクルーザープラドやパジェロ、アウトランダー、エスクードなどヘビーデューティーSUVとの競合が比較的効果があるでしょう。

国内での受注生産ではなくタイからの逆輸入になるため、ボディーカラーやグレードによっては在庫車になる可能性もあります。

販売にブランクがあったモデルなので発売直後は人気が集中しそうですが、新車効果が落ち着いたタイミングで、こうした在庫車を狙うのも一つの手です。

ユーザーが絞られるニッチなモデルという事もあり、大きな値引きは期待できません。

車両本体よりも、メンテナンスパックやボディーコーティング、ナビなどのディーラーオプションやサービスから値引きを狙うのが良いでしょう。

販売は、過去ハイラックスを扱っていたトヨタ店になる予定です。

トヨタ車からの乗り換えであれば、下取りアップも忘れずに交渉しましょう。

まとめ

販売終了から13年経った今でも、国内には9000台程度の旧型ハイラックスが残存しているともいわれ、ピックアップトラックには確実に固定ファンがいます。

SUVブームもあり、さまざまなタイプのモデルを選ぶ事ができますが、本格的なクロスカントリー性能を持つヘビーデューティーなモデルは限られます。

特にピックアップトラックは輸入車や国産メーカーが海外で販売するモデルの並行輸入に頼るしかなく、今回の導入はファンにとっては朗報でしょう。

マニュアルミッションやシングルキャブ、キャビンに荷物スペースを追加したエクストラキャブなどのバリエーション展開も期待したいところです。

スポンサーリンク