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VWの人気車Polo(ポロ)はどんなクルマ?安全装備はクラス随一!

VW Polo(ポロ)は豊富なVWラインナップの中ではゴルフの一つ下、Bセグメントに属します。

初代モデルは1974年に登場し、VWが得意とするコンパクトなベーシックカーとして、大黒柱のゴルフとともにVWの販売を支えてきたモデルです。

5代目となる現行モデルは2009年から日本でも発売され、2014年には新型エンジンへの換装やフェイスリフトを行い後期モデルへのマイナーチェンジを行っています。

コンパクトで使いやすいサイズもあり、国内でも年間1万台以上が販売される人気モデルです。

フレンドリーなキャラクターで、女性ユーザーの支持も高いVW Polo(ポロ)の実力とその魅力をチェックします。

VWの人気車Polo(ポロ)はどんなクルマ?

初代モデルの頃からPolo(ポロ)とゴルフは大きさの違いのみで、スタイリングや装備もよく似ています。

モデルチェンジを重ねるたび大型化していったゴルフに対して、ポロはコンパクトさを維持し、全長3995mm×全幅1685mm×全高1460mm5ナンバーに収まるボディです。

狭い路地でも気をつかうことなく入る事ができ、立体駐車場や機械式パーキングなどの制限にも引っかかりません。

全幅1800mm近いゴルフと比較しても格段の扱いやすさで、輸入車としては貴重な存在です。

5ドアハッチバックのスタイルはシンプルでベーシックな2BOXですが、ボディ表面の張りや各部の均整がとれていて、7年以上たった現在でも古さを感じる事は無いでしょう。

実用車らしいインテリア

インテリアは質実剛健なVWらしい実用的なデザインで、メーターパネルやステアリングは現行ゴルフと同タイプのものを使用しています。

内装はテールゲートの一部など外板がのぞく部分もあり、質感はゴルフやアウディには及びませんが、実用車らしく気兼ねなく付き合えるインテリアです。

前席は小ぶりながらも座り心地は良く、疲れにくいシートで高さ調整やチルト&テレスコピック機能により、最適なドライビングポジションがとれます。

室内はBセグメントクラスとしては標準的で、後席も広々とはいきませんが大人4人がきちんと座れます。

ラゲッジ容量は280L(後席利用時)で最大952L、リアシートバックは6:4分割のダブルフォールディング式です。

ラゲッジフロアは表裏を変えることで深さを変更でき、テールゲートはリア中央のVWエンブレムを引くことで、開けることができます。

コンパクトなサイズながらも実用性も十分で、街乗りから休日のドライブまで使い勝手の良いパッケージングです。

4種類のグレードと装備内容

1.2リッターTSIエンジンを搭載するベースグレードのトレンドラインは200万を切る価格、コンフォートライン、ハイラインと装備が充実していきます。

Blue GTは燃費とスポーツを両立したトップグレードで、1.4リッターTSIエンジンを搭載するモデルです。

グレード 価格 主要装備
トレンドライン \1,999,000
  • マニュアルエアコン
  • ハロゲンヘッドランプ
  • マルチファンクションインジケーター
  • フルホイールキャップ
コンフォートライン \2,269,000
  • オートエアコン
  • オートライト
  • フロントフォグランプ
  • リアビューカメラ
  • レインセンサー
  • 自動防眩ルームミラー
  • レザーステアリング&シフトノブ
  • 15インチアルミホイール
  • センターアームレスト
ハイライン \2,589,000
  • LEDヘッドランプ
  • パドルシフト
  • ACC
  • アルカンターラスポーツシート
  • 17インチアルミホイール
  • アルミ調ペダルクラスター
Blue GT \2,899,000
  • 専用エクステリア
  • バイキセノンヘッドランプ
  • 17インチアルミホイール
  • シートアンダートレー
  • スポーツサスペンション
  • 電子制御式デフロック(XDS)

CDプレーヤー、MP3/WMA再生、AM/FMBluetoothオーディオ/ハンズフリーフォンなどのインフォテイメントシステムをタッチパネルでコントロールできる“Composition Media”は全車標準装備。

Composition Mediaはスマートフォン通信接続可能な「App-Connect」などに対応し、MirrorLinkApple CarPlayAndroid Autoなどを利用することでナビ機能が使用できます。

車載型のナビゲーションが必要であれば、コンフォートライン以上でオプション装着が可能です。

安全装備はクラス随一

Polo(ポロ)には、7代目ゴルフに採用されている最新の安全装備が搭載されています。

衝突を回避、軽減するプリクラッシュブレーキシステムには、ミリ波レーダーで前方車両を検知する「フロントアシスト」を標準装備。

衝突の危険がある場合には、制動の短縮化を図るためブレーキ圧を高めて衝突に備え、警告灯と警告音で注意喚起を行います。

30km/h未満では緊急ブレーキを行うシティエマージェンシーブレーキが作動し、危険回避と追突の被害を軽減します。

エアバック用のセンサーで衝突を検知し多重事故を防ぐ「ポストコリジョンブレーキシステム」、ステアリングの操作状況からドライバーの疲労を判断し、休憩を促す「ドライバー疲労検知システム」、急ブレーキ時にテールランプを自動点滅させる「エマージェンシーストップシグナル」も全車で標準装備です。

ハイライン、Blue GTにはクルーズコントロールにレーダーセンサーの情報を組み合わせ、前方車両との車間を維持しながら自動的に加減速を行う「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」も装備されます(コンフォートラインはオプション)。

カメラを持たずともポロの安全性は高い

国産車で同クラスとなるトヨタ・アクアやホンダフィットなどでも衝突防止システムは装備されますが、低コストで装備可能な赤外線を使用したレーザーセンサーや単眼カメラを使用したタイプとなり、センサーの検知距離が短いためACCまではサポートできません。

一方でカメラを持たないポロは、車線逸脱警報などを行うレーンキープアシストができませんが、ミリ波レーダーで衝突を検知する速度域も広く、高速道路での長距離ドライブで威力を発揮するACCでドライバーをサポートするPolo(ポロ)の安全装備はクラストップと言えます。

燃費や走行性能も優れている!

標準の1.2リッター直列4気筒直噴ターボエンジンは、前期モデルのSOHC 2バルブからDOHC 4バルブとなり、ゴルフと同様に後方排気に変更するとともに、アルミを多用し軽量化も実現しています。

スペックは90ps/16.3kgmと前期型(105ps/17.8kgm)から1割ほどダウンしていますが、ピークパワーを削り乗りやすいフラットなパワー特性へ変更。

スペック的には控えめですが、パワーをダイレクトに伝える7DSGオートマチックトランスミッションや、1.1トン程の軽い車重もありスムーズで十分な加速が可能です。

アイドリングストップシステムとブレーキエネルギー回生システムも採用し、燃費は22.2km/L(JC08モード)と優秀です。

電動油圧式のパワーステアリングは、後期型から電動パワーステアリングとなり燃費向上にも貢献しているほか、自然な操舵感を得ています。

ハンドリングはステアリングを切った分だけグイグイ曲がる印象です。

ハードなコーナリングでもリアタイヤは簡単にブレークすることもなく、安定した姿勢を維持します。

コンパクトなボディのため腰高感はありますが、直進安定性や乗り心地、静粛性などに大きな問題はありません。

Blue GTのエンジンはどうなのか

Blue GTに搭載される1.4リッター直列4気筒直噴ターボエンジンは、前期型より10psアップの150ps/25.5kgmのスペックとなりパワーは十分でしょう。

7DSGは同じですが、Polo(ポロ)GTIに装備される電子制御式ディファレンシャルロック(XDS)を採用し、コーナリング性能を向上しています。

また、エンジンの低負荷時には4気筒のうち2気筒を休止させて燃費向上を図るアクティブシリンダーマネジメント(ACT)を採用し、燃費は1.2リッターモデルと同等の21.5km/Lをマークします。

ただし、組み合わされるスポーツサスペンションは硬めで、市街地では若干の突き上げ感があります。

まとめ

Polo(ポロ)はバランスのとれた性能や、安全性を評価され2010年に欧州カーオブザイヤー、世界カーオブザイヤーなどを総ナメにしています。

後期型では、次期モデルに搭載される予定のエンジンや先進の安全装備を先行して搭載し、商品力は全く衰えていません。

国産のコンパクトカーより価格は高めですが、しっかりとした作りや走行性能など、乗り比べれば違いは明確です。

また次期モデルでは新プラットフォームのMQBを使用するため、Polo(ポロ)も大型化されると噂されています。

熟成を極めたコンパクトなPolo(ポロ)を買えるのは、現行モデルがラストチャンスになるかもしれません。

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